|
発行元 SEA Research: BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758 |
|
|
SEAnews |
MICA (P) 120/08/2010 毎週 月 水 金 発行 TEL:67520308 FAX:67567147 第3791号をお届けします |
2010年7月12日(月)
◆外交動向:イラン関係
○イラン、投資保障協定調印の意向表明
○インド・イラン海運合弁事業、国連の制裁リストに
◆産業動向:鉄鋼
○鉄鋼省、トン当たり1000ルピー値下がり予想
○第1四半期の鉄鋼消費12%、生産4%アップ
○K州、鉄鉱石輸出の制限要求
○カルナタカ高裁、民間企業の鉄鉱石輸出を禁止
○毛派の一斉罷業呼びかけで鉄鉱石輸送に影響
○政府、船舶用鋼材の輸入禁止を解除
○安価な中国製鋼材輸入が国内産業に打撃
◆企業動静:鉄鋼
○NMDC/ArcelorMittal、今月末に海外鉱山開発合弁の詳細決定
○NMDCの鉄鉱石値上げで海綿鉄業界打撃
○NMDC、第3四半期には鉄鉱石値下げも
○住民、POSCO補償パッケージの受け入れ拒絶
◆産業動向:航空
○インド航空各社、航空機購入準備:CAPA
○航空業界のリクルート・ラッシュうん醸
○米国航空連邦局、インド航空会社の乗り入れ拡大許可
○Kingfisher、今月末までに未払い燃料代全額返済
○SpiceJetに新CEO
○タタ、ロッキードと航空機部品製造合弁
○Heavy Engg Corpn、ロケット発射台検査設備部品製造
◆産業動向:自動車
○6月の輸出3%ダウン
○乗用車輌販売通年の成長率13%:SIAM
○自動車産業、第1四半期に急成長記録
○自動車業界、第1四半期の増益率30~35%
◆企業動静:自動車
○Bajaj/Renault-Nissan覚書調印
○トヨタ、小都市の潜在需要に注目
○米国市場進出計画はスケジュール通り進捗:M&M
○双龍自動車買収の可否は事業化調査後に決定:M&M
○Asia MotorWorks、IBMサーバー導入
○Audi India、年産能力を6000台に拡張
◆企業動静:通信
○Reliance/三星、CDMAスマートフォーン投入
○HP Labs、『サイトオンモバイル』お披露目
○Bharti、ケニアにUS$1.5億投資
○Bharti、ナイジェリアにUS$6億投資
◆企業動静:IT/メディア
○HCL、ドゥバイIT企業権益買収
○HCL、クラウド・コンピューティング事業開始
○Accenture/DRF/Nasscom、BPO訓練提供
○Qvantel、バンガロールに新センター開設
○Mahindra Satyam、BASFオフショア・センター開設
○ソニー、『3 Idiots』放映で過去最高の広告収入達成
◆産業動向:電力
○Reliance Power、超メガ発電事業の金融アレンジ完了
○R-Infra、発電会社3社と電力購入契約
○公共水力発電会社、政策的障害に直面
○石炭不足で15日以内に大規模停電発生も
◆企業動静:製薬/医療
○最高裁、第一三共のZenotech公開買い付け承認
○Biocon、アイケア製品に注力
○Jubilant Organosys、事業再編
○Apollo Hospitals、スリランカ再進出目指す
○Apollo Hospital、2万3千人新規雇用計画
◆6月の雇用活動21%アップ
◆オフィス不動産市況復調
――――――――――
◆外交動向:イラン関係
○イラン、投資保障協定調印の意向表明
【ニューデリー】イランのSeyed Shamsodin Hosseini経済財務相は8日、「イランは、インドとの二国間の投資を促進し、2015年までに両国間の年間往復貿易の額を現在の2倍の300億米ドルに拡大するため、インドと投資保障条約を結ぶ用意がある」と語った。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月9日報じたところによると、『第16回インド・イラン合同委員会会議(16th
India-Iran Joint Commission meeting)』の共同議長を務めるため、イランの蔵相及び石油相を含む50人の代表団を率いて来印したHosseini経済財務相は、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and
Industry)がこの日主催した『イランにおける投資機会』と題するセミナーの席上、「今回の訪印の使命は、合同委員会を通じ、両国間の往復貿易の全ての障害を除去し、投資の流れを促進することにある」と語った。それによると、両国間の往復貿易は過去3年間に90億米ドルから150億米ドルに60%以上の成長を見た。イラン代表団は様々な領域の50~60件の合弁投資計画を携えて来た。
Hosseini経済財務相は、インドの急増する原油需要に応じるため、安定したエネルギー供給を保証する一方、インド企業にイランのインフラ、石油、ガス、石油化学、鉱山、金属、自動車、運輸、機械、化学、製薬、繊維、農業、食品産業領域への投資を呼びかけた。
○インド・イラン海運合弁事業、国連の制裁リストに
【ニューデリー】イランとの関係の再活性化を目指すインドの努力に水を差すように、国連安全保障理事会がこのほど発表したイランに関する1929号決議は、過去35年間にわたり両国のかすがいを務めて来たインド・イラン海運合弁事業『Iran-o-Hind』を制裁リストに加えた。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月10日伝えたところによると、『Iran-o-Hind』は、今回制裁リストに加えられたインド関連の唯一のプロジェクトだが、インドのイランからの原油輸入を阻止することを目指したものと言える。Iran-o-Hindは同目的のために8隻のタンカーを使用している。イランは原油を輸出する別の方式を検討せねばならなくなった。インドは輸入原油の12%をイランに依存している。1975年に創設されたIran-o-HindにはIslamic Republic of
Iran Shipping Lines (IRISL)が51%、Shipping Corporation of Indiaが49%出資している。
◆産業動向:鉄鋼
○鉄鋼省、トン当たり1000ルピー値下がり予想
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが7月9日伝えたところでは、建設/インフラ部門を中心に需要が軟化する中、7月中に鋼材が再度トン当たり1000ルピーほど値下がりするものと予想される。鉄鋼省のAtul Chaturvedi次官はPTI通信に以上の見通しを語った。鋼材価格は過去数ヶ月間にトン当たり最大6000ルピー下降、2万7000~3万3000ルピーの水準にある。こうした中でTata Steel、Essar Steel、JSW Steel等はボトムラインへの影響を配慮し、一部品目の値上げも検討している。
○第1四半期の鉄鋼消費12%、生産4%アップ
【ニューデリー】ビジネス・スタンダードとファイナンシャル・エクスプレスが7月7/8日報じたところでは自動車や耐久消費財部門の堅調な需要に支えられ、第1四半期(2010/4-6)の鉄鋼消費量は昨年同期の1330万トンから1490万トンに12.2%アップした。鉄鋼省発表の暫定統計数字によると、第1四半期の国内鉄鋼生産量は同1450万トンから1508万トンに4%増加した。第1四半期の鋼材輸入量は260万トンに昨年同期比74.9%ジャンプしたが、輸出量は62万5000トンに15.1%下降した。
○K州、鉄鉱石輸出の制限要求
【バンガロール】ビジネス・スタンダードが7月5日伝えたところでは、カルナタカ州のB S Yeddyurappa首席大臣は、Manmohan Singh首相に宛てた書簡の中で国内資源を保護し、国内における付加価値生産を促すため、早急に鉄鉱石やその他の鉱物の輸出を制限する総合的な政策を立案するよう求めた。
○カルナタカ高裁、民間企業の鉄鉱石輸出を禁止
【バンガロール】デカン・ヘラルドが7月9日報じたところでは、カルナタカ高裁は9日、通関当局に某民間企業による鉄鉱石の輸出を禁止するよう指示した。当該民間企業は州内の3つの港湾から鉄鉱石を輸出しているが、最近不正に搬出された50万トンの鉄鉱石がBelekeri港で没収された。同企業はこのため没収解除を法廷に申請したが、州政府は逆に当該企業が州内の3港から鉄鉱石を輸出するのを禁止するよう法廷に求めていた。高裁は同案件の審理が終了するまで鉄鉱石の輸出を禁止した。
○毛派の一斉罷業呼びかけで鉄鉱石輸送に影響
【コルカタ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月9日伝えたところでは、毛派武装グループが7月7日と8日の両日一斉休業(bandh)を呼びかける中、東海岸鉄道(East Coast Railway)は不測の事態を配慮し、Kirandul-Kottavalasa450キロ区間を初めとする複数の路線の夜間の運行を見合わせた。このため広範な地域で鉄鉱石の輸送に深刻な影響が生じた。
○政府、船舶用鋼材の輸入禁止を解除
【ニューデリー】デカン・ヘラルドとファイナンシャル・エクスプレスが7月9/10日報じたところによると、インド政府は9日、船舶の製造に用いる鋼材の輸入禁止措置を解除した。これまで一部の鋼材の輸入は制限され、ラインセンスの取得が義務づけられて来た。2009年4~12月の間に輸入されたこの種の鋼材の輸入額は2億2700万米ドル、同期の鋼材総輸入額は21億2000万米ドルだった。
○安価な中国製鋼材輸入が国内産業に打撃
【ムンバイ】ビジネス・スタンダードが7月9日伝えたところによると、中国は今年5-6月の間に建設用鋼材(structural
grade steel)100万トン以上をインドにダンピング、地元鉄鋼産業は深刻な打撃を被った。Delta Iron and Steel Coのオーナー、Dhanesh Mehta氏はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、この種の鋼材は国産品より低品質なもので、主にインフラ、エンジニアリング、製造業領域で使用されている。通常中国製鋼材の価格は国産品のそれを15~16%下回る。国産IS 2062 Grade B鋼材のトン当たり基本料金(消費税/運賃を除く)は目下のところ3万4000ルピー、これに対して中国産のそれは3万2000ルピーと言う。
◆企業動静:鉄鋼
○NMDC/ArcelorMittal、今月末に海外鉱山開発合弁の詳細決定
【ハイデラバード】ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ファイナンシャル・エクスプレスが7月9/10日報じたところによると、国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)とArcelorMittalの海外における鉱山開発合弁計画は今月最後の週に予定される会議の席で具体的内容が固まる見通しだ。NMDCのRana Som会長兼MDによると、海外における鉱山開発は10件手がければ、内1件が離陸すると言ったもので、豊富な資金を有するパートナーと提携する必要がある。ArcelorMittalは西アフリカ、セネガルのFaleme鉱山の権益を保持しており、同鉱山の鉄鉱石埋蔵量は7億5000万トンと見積もられている。両社はアンドラプラデシュ州Hyderabadで会談し、合弁計画の詳細を詰めると言う。
○NMDCの鉄鉱石値上げで海綿鉄業界打撃
【コルカタ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8日伝えたところでは、国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)の最近の鉄鉱石値上げ海綿鉄製造業界が打撃を受けている。チャッティースガル州にはおよそ90社の海綿鉄会社が存在し、年間1200万トンの海綿鉄を製造している。これらの企業はオリッサ州で年間1000万~1200万トンの鉄鉱石を調達、別に300万トンをNMDCから購入している。チャッティースガル海綿鉄製造業者協会(CSIMA:Chhattisgarh
Sponge Iron Manufacturers Association)のAnil Nachrani会頭によると、NMDCの第2四半期(2010/7-9)の塊鉱価格はトン当たり3200ルピーから3650ルピーに14%、破砕した塊鉱(CLO:crushed
lump ore)の価格はトン当たり3734ルピーから4364ルピーに17%弱、それぞれ値上げされた。これに対してオリッサ州の鉱山における調達コストはトン当たり僅か750ルピー。NMDCは第1四半期にも各57.19%と59.97%の値上げを行っており、この結果海綿鉄会社10~12社が操業停止に追い込まれたと言う。
○NMDC、第3四半期には鉄鉱石値下げも
【ハイデラバード】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10日報じたところでは、2010年初から数度にわたり値上げを行ってきた国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は第3四半期(2010/10-12)には、国際市場動向も配慮し鉄鉱石価格を下方修正するものと予想されている。鉄鉱石価格は第1四半期(2010/4-6)には前年同期比90%引き上げられ、トン当たり120~135米ドルに達した。NMDCは第2四半期の価格もトン当たり145米ドルにさらに引き上げた。NMDCのRana Som会長兼MDはこのほど同紙に「我々は鉄鉱石価格が次期四半期に下降するものと予想している」と語った。
○住民、POSCO補償パッケージの受け入れ拒絶
【ブーバネスワル】ファイナンシャル・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10日伝えたところによると、オリッサ州政府は9日夕刻、Posco India Pvt Ltdの1200万トン鉄鋼プロジェクトに伴う立ち退き住民の再定住リハビリテーション計画を発表したが、Jagatsinghpur県Kujanga Tehsilの4004エーカーの土地の住民は10日、同計画の受け入れを拒絶した。
◆産業動向:航空
○インド航空各社、航空機購入準備:CAPA
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10日伝えたところでは、アジア太平洋航空センター(CAPA:Centre for
Asia Pacific Aviation)は9日、インドの航空各社が近くより多くの航空機を購入するとの見通しを報じた。それによると、IndiGoは最大150機、SpiceJetは47機の購入を予定、Air IndiaはAirbus A-330を10機、他にAirbus A-320とATRsを複数機リースする計画だ。
○航空業界のリクルート・ラッシュうん醸
【ムンバイ】エコノミック・タイムズが7月9日報じたところでは、2007年末にスタートし、約3000人が解雇されたインド航空産業の人員整理の波は既に収束、リクルート・ラッシュが生じようとしている。健全な搭乗率、航空料金の安定、増便、航空機団の拡張を受け、過去2ヶ月少なからぬ航空会社が新規雇用をスタートしており、新たなリクルート・ラッシュがうん醸している。
○米国航空連邦局、インド航空会社の乗り入れ拡大許可
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月9日伝えたところによると、インドは、米国航空連邦局(FAA:Federal
Aviation Authority)の国際航空安全計画(IASA:International Aviation Safety Programme)の『Category I』ステータスを維持した。インド政府の発表によると、これによりインドの航空会社は米国への乗り入れ便を増やすことができる。
○Kingfisher、今月末までに未払い燃料代全額返済
【ムンバイ】エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが7月8日報じたところによると、Kingfisher Airlinesは7月31日までに、国営Hindustan Petroleum Corp (HPCL)に未納の燃料代を全額支払うことを認めた。これはインド政府がHPCLにKingfisher Airlinesへの燃料供給を停止するよう指示したため。Kingfisher Airlinesは484クロー(US$1.05億)の未納額に対して300クロー(US$6522万)の銀行保証を提出したと言う。
○SpiceJetに新CEO
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8日伝えたところでは、ドゥバイの格安航空会社FlyDubaiのNeil
Mills財務主任(CFO)が、インドの格安航空会社SpiceJetの最高経営者(CEO)に就任する。これは、タミールナド州Chennaiを拠点にするSun TVネットワークの創業者Kalanithi Maran氏が去る6月にSpiceJetの37.75%の権益を手に入れたのに伴いSanjay Aggarwal氏がSpiceJetの采配(CEO職)を手放したのに伴うもの。
○タタ、ロッキードと航空機部品製造合弁
【ムンバイ】ビジネス・スタンダードが7月8日報じたところによると、Tataグループ傘下の未公開国防・航空企業Tata Advanced Systems(TAS)は、Lockheed
Martin Corp(LMC)と、国防設備及び航空機の部品製造を手がける出資率74:26の合弁会社を設立することで合意した。ロッキードは43クロー(US$935万)はタタは122クロー(US$2652万)を同合弁事業に投資する。
○Heavy Engg Corpn、ロケット発射台検査設備部品製造
【コルカタ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10日伝えたところでは、Heavy Engineering Corporation Ltd(HECL)は、インド宇宙研究機構(VSSC:Vikram Sarabhai Space Centre、英語名ISRO:Indian Space Research Organisation)のために振動支援システム『Shaker』の製造・組み立てを開始した。ISROが設計したShaker設備は25トンの起振力を有し、発射装置の耐久テストに用いられる。
◆産業動向:自動車
○6月の輸出3%ダウン
【ニューデリー】インドの6月の乗用車(passenger
car)輸出は欧州市場の需要減退から3万6874台と、昨年同月の3万8113台に比べ3%下降した。
エコノミック・タイムズが7月8日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of
Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し伝えたところによると、Hyundai Motor Indiaの6月の輸出は昨年同月の2万4251台から1万8888台に22.11%ダウン、Maruti Suzukiのそれは同1万3247台から1万5006台に13.28%増加した。今年第1四半期(2010/04-06)の乗用車輌(passenger
vehicle)輸出は依然11.2%の伸びを見た。
○乗用車輌販売通年の成長率13%:SIAM
【ニューデリー】デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが7月8/9日報じたところによると、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of
Indian Automobile Manufacturers)は今年通年の乗用車輌(Passenger vehicle)販売が12~13%の伸びを見るものと予想している。昨年の25%の成長率に比べほぼ半減するものの、比較対象となる前年の数字が低調だった昨年とは異なり、昨年の好調にさらに上乗せされる二桁成長は、評価できる。また商用車販売は17~18%、二輪車販売は9~10%、三輪車販売は7~8%の成長が望めると言う。
○自動車産業、第1四半期に急成長記録
【チェンナイ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月5日伝えたところによると、インド自動車産業は今年第1四半期(2010/4-6)に力強い成長を遂げた。今年第1四半期の乗用車輌(Passenger
vehicle)販売台数は昨年同期の32万4985台から43万3641台に33.4%、商用車のそれは同9万6867台から14万9877台に54.7%、自動二輪車のそれは同213万5854台から272万5326台に27.5%、自動三輪車のそれは同9万1302台から10万5153台に15.1%、それぞれ増加した。
○自動車業界、第1四半期の増益率30~35%
【ムンバイ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月6日報じたところによると、国内販売の堅調な伸びに加え、強い需要を背景に3~5%の値上げも行われたことから、自動車メーカー各社は第1四半期(2010/4-6)に30~35%の売上げ/利益の伸びを実現したものと見られる。
◆企業動静:自動車
○Bajaj/Renault-Nissan覚書調印
【ムンバイ】ルノー/日産連合と地元パートナーBajaj Auto Ltd(BAL)は、共同で超低価格車(ULC:ultra-low-cost
car)を製造/販売する計画の覚書を交換した。ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが7月9日伝えたところによると、同覚書の下、BALはルノー/日産連合の支援下に、設計/エンジニアリング/製造/サプライ・ベース面の経験ノーハウを生かしてULCの開発/製造を担当する。ルノー/日産連合はBALの支援下に、マーケッティングと流通業務を担当する。当初BAL/ルノー/日産3社は50:25:25の合弁会社を設立するはずだったが、BALのRajiv Bajaj重役(MD)は、これ以前に3社の役割分担が明確なため、合弁会社を設立する必要はないと語っていた。また当初の計画ではULCは2011年に発売されるはずだったが、2012年に繰り延べられた。
○トヨタ、小都市の潜在需要に注目
【ムンバイ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10日報じたところでは、Toyota Kirloskar
Motorは同社の売上げに占める一級/二級(Tier-I and II)都市のシェアを現在の30%から2012年3月末までに少なくとも45%に引き上げる計画だ。近く発売予定の小型車EtiosとInnovaが、売上げの牽引役を務める見通しと言う。
○米国市場進出計画はスケジュール通り進捗:M&M
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8日伝えたところでは、インド最大の多用途車(utility
vehicle)メーカー、Mahindra and Mahindra (M&M)は8日、今年12月末までに米国自動車市場進出を果たす計画は、スケジュール通り進捗しているとの談話を発表した。しかしM&MのPawan Goenka社長によると、実際に製品の発売を開始する時期は、目下進められている訴訟の行方にかかっていると言う。M&Mは当初2009年末までに発売を開始する予定だったが、手続き上の問題から2度にわたり期日を繰り延べ、2010年末を予定していた。
○双龍自動車買収の可否は事業化調査後に決定:M&M
【ニューデリー】ビジネス・スタンダードが7月8日報じたところによると、Mahindra & Mahindra(M&M)は、韓国の自動車メーカーSsangyong(双龍)買収の最終入札に参加するか否かを事業化調査後に決定する。2009年初に法廷から再編命令を受けたSsangyong権益買収の予備選考を通過した6社中の1社に名を連ねるM&MのPawan Goenka社長は8日、以上の方針を明らかにした。
○Asia MotorWorks、IBMサーバー導入
【ムンバイ】ザ・ヒンドゥーが7月8日伝えたところによると、地場大型商用車メーカーAsia MotorWorks
Ltd(AML)は、新データ・センターのサーバー・インフラのプラットフォームとしてIBMのハードウェアを選んだ。サーバーの統合により、従来型ラック・サーバーに比べコストを18~20%節約できると言う。
○Audi India、年産能力を6000台に拡張
【ムンバイ】ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが7月8/10日報じたところでは、高級車メーカー、Audi Indiaは、マハラシュトラ州Aurangabadの工場の年産能力を2015年までに6000台に拡張する。Audi Indiaは2007年にインド国内での生産を開始して以来これまでに2000台を組み立てた。同社はこれまでA4、A6モデルをインドで組み立てて来たが、最近、スポーツ多用途車(SUV)モデルQ5の組み立ても開始した。今年6月の販売台数は昨年同月の204台から233台に14%アップ、また今年上半期(2010/1-6)の販売台数は昨年同期比71%増の1400台に達した。今年末までにインド高級車市場の30~35%のシェア獲得を目指す同社は2015年までに3000万ユーロの投資を予定しており、これまでに既にその半ばを投資したと言う。
◆企業動静:通信
○Reliance/三星、CDMAスマートフォーン投入
【チェンンナイ】デカン・ヘラルドとザ・ヒンドゥーが7月8/9日伝えたところによると、Reliance MobileとSamsung
Mobileは8日、Android OS搭載のCDMA携帯電話端末Samsung Galaxy i899をインド市場に紹介した。Reliance Mobile顧客は1万9900ルピーのSamsung Galaxy i899にアップグレードすると、10GBのReliance Netconnect
Broadbandを通じたデータ通信を1ヶ月無料で使用できる。ポストペイド顧客については月間15GBを2ヶ月無料で利用できる。
○HP Labs、『サイトオンモバイル』お披露目
【バンガロール】デカン・ヘラルドとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8/9日報じたところによると、HP Labsは8日、如何なる携帯端末でもショート・メッセージ・サービス(SMS)及び音声サービスを通じWEBをブラウズできる新サービス『サイトオンモバイル(SiteonMobile)』をお披露目した。インドの研究開発(R&D)スタッフにより開発されたサイトオンモバイル技術を用いることにより、ユーザーは、アクセスしたWEBページのテキストや音声のコンテンツを閲覧及び視聴できる。ビジネス・ユーザーはタスクスケジューリング機構『TaskLets』機能も利用できる。
○Bharti、ケニアにUS$1.5億投資
【ナイロビ】エコノミック・タイムズが7月9日伝えたところによると、クウェートのテレコム企業Zainからアフリカ15カ国の資産を107億米ドルで買収したBharti Airtelは、1億5000万米ドルを投じ、ケニアのネットワークと配信網を拡張する。一方、ファイナンシャル・エクスプレスが8日、Ernst Youngのレポートを引用し報じたところでは、アフリカの携帯電話市場は2002年以来、年率49.3%と、世界で最も急成長を遂げている。少なくとも180億米ドルを投じ、アフリカ及び中東市場に進出したVodafone Group、France
Telecom SA、Bharti Airtelは、しかしながら比較的低マージンの経営を強いられる見通しと言う。
○Bharti、ナイジェリアにUS$6億投資
【ラゴス】ザ・ヒンドゥーが7月8日報じたところでは、インド最大の携帯電話会社Bharti AirtelはZain Telecomから譲り受けたナイジェリアの移動体通信事業に6億米ドルを投資する計画だ。Bharti AirtelのManoj Kohli国際業務担当CEOによると、同社は農村の通信インフラや学校の建設にも投資、企業の社会的責任も果たすと言う。
◆企業動静:IT/メディア
○HCL、ドゥバイIT企業権益買収
【ニューデリー】デカン・ヘラルドとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8/9日報じたところによると、インド最大のパーソナル・コンピューター(PC)メーカーHCL Infosystems
Limited (HCL)はドゥバイ拠点の指導的情報技術(IT)サービス及びソリューション会社NTS Groupの60%権益を買収した。HCLは買収価格を明らかにしていないが、観測筋は650万米ドル前後と見ている。これにより、HCLはアフリカ及び中東市場にプレゼンスを築き、システム統合、その他のサービス需要に応じることができる。
○HCL、クラウド・コンピューティング事業開始
【ニューデリー】ザ・ヒンドゥーが7月9日伝えたところでは、HCL Infosystems
Limited (HCL)は8日、エンド・ツー・エンドのクラウド・ベースのコンピューター・ソリューション・サービス『O'zone』を開始した。HCLは、法人、中規模組織、専門職をターゲットに市場の開拓を図る。
○Accenture/DRF/Nasscom、BPO訓練提供
【チェンナイ】ファイナンシャル・エクスプレスが7月8日報じたところによると、Accenture/Dr Reddy's Foundation
(DRF)/Nasscom Foundation (NF)は共同で、インドの恵まれない若者を対象にBPO(business
process outsourcing)領域の技術訓練を提供する。計画の第1段階として、Accentureスタッフは、DRFのBPOカリキュラムをアップグレードした後、DRFのLivelihood Advancement Business Schoolsプログラムを通じ、Nasscomのナレッジ・ネットワーク・メンバーや非政府機関(NGO)パートナーらに無料で訓練を提供する。AccentureとDRFはまた、Nasscomが選出したファシリテーターを雇用し、訓練を施す。最終的にAccentureは訓練コース修了者を雇用する。
○Qvantel、バンガロールに新センター開設
【バンガロール】デカン・ヘラルドが7月7日伝えたところでは、フィンランドに本社を置くテレコム・ソフトウェア製品のエンジニアリング受託サービス会社Qvantelは7日、カルナタカ州Bangaloreに新開発センターを設置すると発表した。これはQvantelがインドに設ける2番目のセンターで、2010年9月の稼働を目指す。
○Mahindra Satyam、BASFオフショア・センター開設
【ハイデラバード】ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが7月8日報じたところでは、Mahindra Satyamはタミールナド州Chennai事務所内にBASF IT Servicesのためのオフショア開発センター(ODC)を設けた。
○ソニー、『3 Idiots』放映で過去最高の広告収入達成
【ニューデリー】エコノミック・タイムズが7月8日伝えたところでは、Sony Entertainmentチャンネルは、インド・フィルム史上最高の興行成績を実現したAamir Khan主演『3 Idiots』を7月25日から放映する。Sony Entertainmentは同番組の広告時間を10秒22万ルピー(US$4782)で販売することに成功した。これはShah Rukh Khan主演『My
Name is Khan』を上回り、インドTVフィルムとしては過去最高。
ファイナンシャル・エクスプレスとエコノミック・タイムズが8日報じたところによると、Sony Entertainmentはクイズ主体の人気リアリティー・ショー(視聴者参加型半ドキュメント番組)Kaun Banega Crorepati (KBC)を復活する。同番組の当初3バージョンはStar Plusが放映、第1、第2エディションはAmitabh Bachchanが、第3エディションはShah Rukh Khanがホストを務めた。今回はAmitabh Bachchanが再度登場すると言う。
◆産業動向:電力
○Reliance Power、超メガ発電事業の金融アレンジ完了
【ムンバイ】ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月8/9日報じたところによると、Reliance Power Ltd(RPL)は、アンドラプラデシュ州Krishnapatnamにおける4000MW(メガワット)のウルトラ・メガ発電プロジェクト(UMPP:Ultra Mega
Power Project)の金融アレンジが完了したと発表した。
RPLの完全出資子会社Coastal Andhra Powerが手がける輸入石炭を燃料として用いる同UMPPの総見積コストは、1万7500クロー(US$38.05億)、負債/自己資本比率は75:25。2013年の稼働が目指される。
IDBI Bankが1万3125クロー(US$28.53億)の金融パッケージの幹事(lead arranger)、Power Finance Corporationが副幹事(joint lead arranger)を務め、①Rural Electrification Corporation、②LIC、③UCO
Bank、④Union Bank、⑤Andhra Bank、⑥Corporation Bank、⑦Punjab
National Bank、⑧Indian Overseas Bank、⑨Andhra
Bank、⑩State Bank of Bikaner and Jaipur、⑪State
Bank of Hyderabad、⑫Vijaya Bank、⑬Punjab and Sind Bank、⑭Yes
Bank、⑮Indian Bank等が借款団を構成している。
○R-Infra、発電会社3社と電力購入契約
【ムンバイ】エコノミック・タイムズが7月7日伝えたところでは、マハラシュトラ州Mumbai郊外の電力供給を手がけるAnil Ambaniグループ傘下のReliance Infrastructure(R-Infra)は、発電会社3社①Abhijeet Group/②KSK-Wardha Power
Company Ltd/③Vidarbha Industries Power Ltdと向こう3年間にわたり電力を購入する契約を結んだ。
○公共水力発電会社、政策的障害に直面
【ニューデリー】ファイナンシャル・エクスプレスが7月8日報じたところでは、民間部門との厳しい競争に直面するNational Hydroelectric Power Corporation (NHPC)やSatluj Jal Vidyut Nigam
Ltd (SJVN)等の公共部門水力発電会社は、ソーラ発電/風力発電/地熱発電領域への進出等、事業の多角化を通じて生存する道を探っている。
公共部門電力会社は、州電力会社が募集する入札に際して無料追加電力供給や先行プレミアムを提示することが認められておらず、電力の一部を商業市場で売却することも許されていない等、数々のハンディキャップを負うていると言う。
○石炭不足で15日以内に大規模停電発生も
【コルカタ】ファイナンシャル・エクスプレスが7月6日伝えたところでは、全国の発電所の内、32の火力発電所が深刻な石炭不足に直面しており、向こう15日間に全国各地で大規模な停電が発生する恐れがある。中央電力局(CEA:Central
Electricity Authority)によると、17発電所の石炭の蓄えは7日分、15発電所のそれは4日分に過ぎない。安定した電力供給を維持するには15~30日分の石炭の備蓄を必要とすると言う。
◆企業動静:製薬/医療
○最高裁、第一三共のZenotech公開買い付け承認
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレスが7月8/9日伝えたところによると、最高裁は8日、第一三共が当初オファーした1株113.62ルピーでZenotech Laboratories Ltd (ZLL)の追加20%の株式を公開買い付けすることを認めた。証券業上訴廷(SAT:Securities
Appellate Tribunal)はこれ以前に第一三共に公開買い付け価格を1株160ルピーにするよう判決していた。最高裁は第一三共とRanbaxyが共謀し、低価格でZenotechの買収を図ったとの訴えも棄却した。
○Biocon、アイケア製品に注力
【バンガロール】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月9日報じたところでは、緑内障等の治療に用いられる合成プロスタグランジンを梃子に好収益が望める成長領域、アイケア市場開拓を目指すBiocon Ltdは、一連の眼病治療薬を発売した。
Bioconはその年次報告書の中で、新設した2部門『総合医療(Comprehensive Care)部門』と『免疫療法(Immuno Therapy)部門』を通じ、複合化学物質から開発した新注射薬用薬理活性原末(API: Active
Pharmaceutical Ingredients)やペプチドあるいはタンパク質が同社の製品ポートフォリオに加えられると述べている。
○Jubilant Organosys、事業再編
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月9日伝えたところでは、地場大手製薬会社Jubilant Organosysは、非製薬事業を新会社Jubilant Industries Ltd(JIL)に注入する一方、子会社のSpeciality Molecules Ltd (SML)とPace Marketing Specialities
Ltd (PMSL)を親会社の製薬部門に吸収統合する方針を決めた。新会社JILは農業/高性能ポリマー事業を主に手がける。また親会社は再編完了後、社名をJubilant Life Sciences Ltdに改める。
○Apollo Hospitals、スリランカ再進出目指す
【ニューデリー】エコノミック・タイムズが7月9日報じたところでは、Apollo Hospitalsは政情が安定しつつあるスリランカの病院事業に再度進出を図る方針だ。同社は2006年にHarry Jayawardena氏の敵対的買収攻勢を受けた後、同氏が所有するSri Lanka Insurance Corporationに、Lanka
Hospital Corporationの30%持ち分を売却、スリランカから撤収した経緯がある。
○Apollo Hospital、2万3千人新規雇用計画
【ニューデリー】デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが7月9/10日伝えたところでは、インドの指導的ヘルスケア会社Apollo Hospitalは、1800クロー(US$3.91億)拡張計画の下、向こう3~4年内に2万3000人を新規雇用する計画だ。Apollo Hospitalは2015年までにベッド数を現在の9000床から1万2000床に増やし、就業者数も現在の6万2000人から8万5000人に増員する。
◆6月の雇用活動21%アップ
【ニューデリー】ジョブ・ポータル『naukri.com』の最新レポートによると、ビジネス情緒の改善に伴いインド企業の6月の雇用活動は昨年同期に比べ21%アップした。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月6日伝えたところによると、Naukri.comの月間雇用指数『JobSpeak』は今年6月に947をマーク、2009年の6月の784に比べ顕著な改善を見た。今年6月の雇用指数は前月の913に比べても改善している。情報技術(IT)/IT対応サービス(ITES)の6月の雇用指数は前月に比べ25%、テレコム部門は同14%、石油部門は同11%、それぞれ上昇した。
都市別では、デリーが前月に比べ10%、マハラシュトラ州Mumbaiが同6%、カルナタカ州Bangaloreが同4%、それぞれアップした。また生産部門及びマーケッティング部門専門職の需要も前月に比べ4%アップした。
naukri.comオーナーInfo EdgeのHitesh
Oberoi取締役兼COOによると、企業は観望姿勢を捨て、雇用拡大に本腰を入れており、雇用活動は、業種と地域を問わず活発化している。年初6ヶ月(2010/1-6)の雇用活動は、昨年同期比22%アップした。今年下半期についても国内総生産(GDP)の動向から見て、こうした活況が持続する見通しと言う。
◆オフィス不動産市況復調
【ムンバイ】オフィス不動産部門を襲った景気後退の影響は既に遠のき、同部門は自信を回復、活況を取り戻している。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月9日報じたところによると、CB Richard Ellis(CBRE)は「第2四半期の需要は全国の大部分の都市において回復、商業用不動産取引は増勢に転じた」と報告している。首都圏(NCR:National
Capital Region)の空室率は2010年第1四半期の13-14%から今年第1四半期の3-4%に改善した。こうしたオフィス需要は、銀行・金融サービス・保険(BFSI:banking,
financial services and insurance)部門/公共企業(PSU)/機関により牽引された。マハラシュトラ州Mumbaiの第2四半期の不動産取引は、Lower Parel、BKC、Kalina等の新興ビジネス街にまで拡大した。
Jones Lang Lasalle
Meghraj (JLLM)によると、首都圏やムンバイを含む全国のメトロ(人口100万以上の都市)における供給過剰に伴う賃貸料の下降はストップ、もしくは顕著に鈍化した。 デリーとムンバイでは短期的に大量の供給が予想されるが、不動産市況のサイクルは回復に転じており、カルナタカ州Bangalore、タミールナド州Chennai、マハラシュトラ州Pune、アンドラプラデシュ州Hyderabad、西ベンガル州Kolkataでも同様である。向こう数ヶ月間には300万平方フィート以上の新規供給が見込まれるが、ムンバイの二次ビジネス街では過去2年来、全国最高レベルの吸収率が実現されている。
Cushman & Wakefield research社によると、2010年を通じて全国の主要都市で4600万~6000万平方フィートの商業スペースが供給される見通しで、大部分のミクロ市場はこうした供給を吸収する能力を備えているが、賃貸料は短期的に安定を維持するか、僅かに下方圧力を受ける見通しと言う。
|
読者の声:http://www.seanewsonline.com/seanews/2009/page4.htm SEAnews掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright 2003 SEAnews. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. |