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発行元 SEA Research: BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758 |
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SEAnews |
MICA (P) 120/08/2010 毎週 月 水 金 発行 TEL:67520308 FAX:67567147 第3799号をお届けします |
2010年8月4日(水)
◆日本郵船等、自動車の鉄道バルク輸送計画提出
◆乗用車販売の好調、7月も持続
◆7月の二輪車販売、ハイレベルな二桁成長記録
◆産業動静:違法鉄鉱石輸出の取り締まり強化
○K州、鉄鉱石の輸出禁止に続き移動も禁止
○中央政府、K州の鉄鉱石輸出禁止を支持
○ゴア政府、違法な鉄鉱石輸出を摘発
◆産業動向:ガラス/セメント
○サンゴバン、新フロート・ガラス製造ライン設置
○ラファージュ、石灰岩採掘環境補償金積み立て
○UltraTech Cement、US$25.5億投じ事業拡張
◆産業動静:石油、ガス
○GSPC、超大型密封ガス貯留層発見
○Essar Oil等、炭層メタン生産分与協定に調印
○Greenko、エネルギー&オイル・シティー開発
◆産業動静:電力
○L&T、合弁でRajpura発電所拡張
○L&T、US$14億発電設備納入契約獲得
○Lanco Infra、年内に2400MW発電能力追加
◆企業動静:ソーラ・エネルギー
○Sujana Energy、TERIの支援下にソーラ・ランタン製造
○Tata BP Solar、PV電池製造能力を年内に2倍に拡大
○Thermax、ソーラ事業に本腰
◆企業動静:電子産業
○Videocon、タミールナド州にTV工場建設
○フィリップス、パーソナル・ケア市場開拓に注力
○Amara Raja、AP州にデジタル・シティー開発
◆産業動向:メディア
○放送業者/DTH業者、TRAIの提案巡り対立
○マレーシア企業、DTH会社Sun Directの持ち分アップ目指す
○TV放送、US$104億産業に
◆血液バッグのテルモ・ペンポール、事業拡張に本腰
◆富裕人口が貧窮人口を初めて凌駕:NCAER
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◆日本郵船等、自動車の鉄道バルク輸送計画提出
【ニューデリー】鉄道省が主唱する自動車の鉄道バルク輸送プロジェクトに指導的サード・パーティー・ロジスティクス業者が注目している。
ビジネス・スタンダードが8月2日報じたところによると、鉄道省が、国内10カ所のオートハブ(auto hub)を結ぶ自動車輸送列車運行業者(AFTO:Automobile
Freight Train Operator)5社を指名する方針を発表したのを受けて、日本郵船(NYK)とContainer Corporation of India(Concor)の合弁に成るCONYK CARTRACK/Transport
Corporation of India/Adani Logistics/Arshiya International Ltd、そして貨車の製造を手がけるTitagarh Wagons Limited(TWL)から成るグループは最近、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of
Indian Automobile Manufacturers)に提言書を提出した。
TWLは目下、自動車輸送専用の二階建て貨車を設計している。この種の貨車からなる列車は、1列車で280~300台の乗用車(car)を輸送できる。AFTOは最低各3列車を運行せねばならない。
SIAMのSugato Sen上席理事によると、自動車業界は自動車輸送に占める鉄道の比率を現在の5%から25%に引き上げることを目指している。同目標を実現するため、各45輛の10列車を当面運行させるとして、その投資額は1000クロー(US$2.128億)を要する。
ドイツ企業MusolfやSchenkerもプロジェクトに関心を表明しており、恐らく地元プレーヤーと手を組むものと見られる。これらの多国籍ロジスティクス・プレーヤーは海外におけるOEM(original
equipment manufacturers)、例えばトヨタ等との既存の提携を梃子に、インドにおけるビジネスの開拓を目指している。
この種のビジネス・モデルは、インド鉄道(IR:Indian
Railways)がAFTOにオファーする運賃にかかっている。1台当たり1万ルピー(US$212.77)の運送コストを基準に3年内に50万台を輸送するとすれば、AFTOの年間売上げは500クロー(US$1.06億)前後と見積もられる。
現在デリーとタミールナド州Chennai間の道路輸送のコストは1台当たり約1万1800ルピー(US$251)だが、鉄道輸送のコストはこれを15~20%上回る。したがってコンテナ輸送料を少なくとも20%、NMG(new
modified goods)運送料を35%以上ディスカウントする必要があると言う。
◆乗用車販売の好調、7月も持続
【ムンバイ】時期を違えぬ雨期の到来とポジティブな国内経済状況に加え、各社の新モデル投入が追い風になり、7月の乗用車販売は引き続き好調な伸びを見た。
ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが8月2/3日伝えたところによると、マーケット・リーダー、Maruti Suzuki India (MSI)の7月の輸出を含む乗用車輌(passenger
vehicle)の販売台数は昨年同月の7万8074台から10万857台に29.18%、国内販売台数は同6万7528台から9万114台に33.45%、輸出は同1万546台から1万743台に1.87%、それぞれ増加した。
Hyundai Motor India Ltd(HMIL)の7月の輸出を含む乗用車(car)の販売台数は昨年同月の4万5539台から5万411台に10.7%、国内販売台数は同2万3193台から2万8811台に24.2%、それぞれ増加した。しかし輸出は同2万2346台から2万1600台に3.3%減少した。
Tata Motors Ltd(TML)の7月の輸出を含む乗用車輌と商用車の合計販売台数は昨年同月の4万8054台から6万7799台に41%、国内販売台数は同4万5599台から6万3558台に39%、輸出は同2455台から4241台に73%、商用車の販売台数は3万5694台に26%、乗用車輌の国内販売台数は昨年同月の1万7191台から2万7864台に62%、それぞれ増加した。国内販売の内訳はNano9000台、Indica8606台、Indigo7007台、Sumo/Safari3251台。
Mahindra & Mahindra(M&M)の7月の輸出を含む乗用車輌の販売台数は昨年同月の2万2563台から2万8049台に24.31%、国内販売台数は同2万1957台から2万6303台に19.79%、多用途車(utility vehicle)の販売台数は同1万6688台から1万6720台に0.02%、自動三輪車GioとミニトラックMaxximoの販売台数は同3806台から7824台に106%、輸出は同506台から1296台に156%、それぞれ増加した。
Mahindra Renault Pvt
Ltd (MRPL)の7月の乗用車Loganの販売台数は昨年同月の444台から752台に69%増加した。
Mahindra Navistar Automotives Ltdの7月の軽商用車販売台数は昨年同月の1019台から1007台1.18%減少した。
Ford India Ltd(FIL)の7月の販売台数は、小型乗用車Figoの好調に支えられ、昨年同月の2146台から8739台に307%増加した。
Toyota Kirloskar
Motor Pvt Ltd (TKM)の7月の乗用車輌販売台数は昨年同月の5007台から6835台に36.51%増加した。
Honda Siel Cars
India Ltd(HSCIL)の7月の販売台数は昨年同月の4857台から4685台に3.5%減少した。
Fiat India Automobiles Ltd(FIA)の7月の販売台数は昨年同月の2660台から2489台に6%減少した。別紙の報道では2690台から2301台に14.4%減少した。
General Motors India(GMI)の7月の販売台数は7124台に45%増加した。
Nissan Motor India Pvt
Ltd (NMIPL)の7月の販売台数は昨年同月の25台から1005台に3920%増加した。内コンパクト・カーMicraが928台、Teanaが27台(17)、X-trailが50台(8)を占めた(括弧内は昨年同期の数字)。
Mercedes Benz Indiaの7月の販売台数は昨年同月の288台から521台に81%増加した。内E classが212台、SUVが62台を占めた。
◆7月の二輪車販売、ハイレベルな二桁成長記録
【ニューデリー】主要二輪車メーカーの7月の国内販売は何れもハイレベルな二桁成長を実現、輸出も大幅な伸びを見た。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレスが8月1/2/3/4日報じたところによると、Hero Honda Motors Ltd(HHML)の7月の二輪車販売台数は昨年同月の36万6808台から42万7686台に16.60%増加した。
Bajaj Auto Ltd(BAL)の7月の二輪/三輪車の販売台数は昨年同月の19万2000台から31万8000台に65%、内モーターサイクルの輸出を含む販売台数は同16万8163台から27万9781台に66%、三輪車のそれは同2万4104台から3万8634台に60%、二輪/三輪車の輸出は同6万8585台から10万6794台に56%、それぞれ増加した。
TVS Motor Company Ltd(TVSMC)の7月の二輪車販売台数は昨年同月の12万944台から16万3106台に35%、国内販売台数は同10万7883台から14万3039台に33%、モーターサイクルのそれは同4万2998台から6万1698台に42%、スクーターのそれは同2万7673台から4万357台に46%、三輪車の販売台数は3108台に3倍以上に、輸出は1万3061台から2万67台に54%、それぞれ増加した。
Honda Motorcycle & Scooter India(HMSI)の7月の二輪車販売台数は昨年同月の11万2855台から13万8445台に22.68%、内モーターサイクルのそれは同4万5748台から6万1769台に35%、スクーターのそれは同6万7107台から7万6676台に14.26%、それぞれ増加した。
Yamaha Motor India Pvt
Ltd(YMI)の7月の輸出を含むモーターサイクル販売台数は昨年同月の2万2807台から2万9728台に30.35%、国内販売台数は同1万7316台から2万2899台に32.24%、輸出は同5491台から6829台に24.37%、それぞれ増加した。
Suzuki Motorcycles India Pvt Ltd(SMIPL)の7月の二輪車販売台数は昨年同月の1万2539台から1万8512台に47.64%増加した。
Mahindra Kinetic Scooters and Motorcycles
Ltd(MKSML)の7月の二輪車の販売台数は昨年同月の2808台から1万2033台に329%増加した
◆産業動静:違法鉄鉱石輸出の取り締まり強化
○K州、鉄鉱石の輸出禁止に続き移動も禁止
【バンガロール】国内第2の鉄鉱石産地に数えられるカルナタカ州は州内10カ所の小港からの鉄鉱石搬出を禁止したのに続き、これらの港へ鉄鉱石を輸送することも禁じた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月30日伝えたところによると、カルナタカ州のB.S. Yeddyurappa首席大臣は7月29日記者会見し以上の消息を語った。それによると、鉱業リース権保持者は、今後最早これらの港湾に鉄鉱石を移動することを許可されない。カルナタカ州は国内で生産される年間2億2500万トンの鉄鉱石の内、4500万トンを生産、2500万~3000万トンを輸出している。州政府は違法な鉄鉱石採取と脱税を取り締まるため、小港からの輸出を禁止した。
○中央政府、K州の鉄鉱石輸出禁止を支持
【バンガロール】Virbhadra Singh鉄鋼相は7月31日、「我々は鉄鉱石の輸出を禁止する。それができないなら制限する」と述べ、鉄鉱石の輸出を禁止したカルナタカ州政府の措置を支持した。
エコノミック・タイムズが7月31日伝えたところによると、Singh鉄鋼相はさらに「国内で付加価値をつけ、スチールを生産するために鉄鉱石を確保することを優先せねばならない」と付言した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月30日報じたところでは、Anand Sharma商工相は、カルナタカ州の輸出禁止措置に触れ、「Pranab Mukherjee蔵相を長とする閣僚委員会が、鉱業領域の全ての問題を検討し、方針を決める」と語った。同相は、「カルナタカ州政府は許されるべきではないものを長期にわたり許してきた。これには差し押さえた100万トン近い鉄鉱石の消失が含まれる。同州には少なからぬ問題が存在する」と指摘した。
○ゴア政府、違法な鉄鉱石輸出を摘発
【ニューデリー】ゴア州政府は、違法な鉄鉱石輸出を取り締まる方針を決めた。政府の統計によれば、過去5年間に800万トン以上の鉄鉱石がゴアから違法に輸出された。
ビジネス・スタンダードが8月2日報じたところによると、ゴアのDigambar Kamat首席大臣は、「州政府は関係する企業に輸出データを全て示すよう通知した」と語った。同相によると、この種の鉄鉱石にはロイヤルティーも課される。違法な鉄鉱石の輸出が明らかになった際は、過去の未払いのロイヤルティーの償還を完了するまで船舶の出航を禁止すると言う。
◆産業動向:ガラス/セメント
○サンゴバン、新フロート・ガラス製造ライン設置
【コルカタ】年商60億ユーロのフランス企業サンゴバンが完全出資するSaint Gobain
Glass India Ltd(SGGIL)は1000クロー(US$2.128億)を投じ、デリー近郊に世界最大のフロート・ガラス製造ラインを設ける。
ファイナンシャル・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月31日伝えたところでは、インド産業連盟(CII)とSuresh Neotia
Centre of Excellenceが共催した『Leadership Conference』の会場でSGGILのB. Santhanam重役(MD)は以上の計画を明らかにした。それによると、デリー近郊Bhiwadiに設けられる新フロート・ガラス工場は日産950トンのキャパシティーを備える。同社はタミールナド州Chennaiに既に工場を設けており、Bhiwadiの140エーカーの土地に設けられる第2工場は2011年末までに稼働すると言う。
○ラファージュ、石灰岩採掘環境補償金積み立て
【ニューデリー】Lafarge Umiam
Mining Pvt Ltd(LUMPL)は、メガラヤ州における石灰岩採掘プロジェクトに伴う環境破壊を回復するための造林の費用として、環境省傘下の緑化補償基金管理計画局(CAFMPA:Compensatory Afforestation Fund Management and Planning
Authority)の金庫に75.06クロー(US$1597万)を積み立てた。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月27日報じたところによると、インド政府は7月26日最高裁に以上の報告を行った。
LUMPLはバングラデシュのグループ・セメント工場に石灰岩を供給するため116haの森林の石灰岩採掘地への転換を申請したが、高裁は同申請を棄却した。このため森林の正味現在価値(NPV:net present
value)の5倍に相当する額に2007年4月1日以来の年利9%を上乗せし、補償金を積み立てたと言う。
○UltraTech Cement、US$25.5億投じ事業拡張
【ムンバイ】Aditya Birlaグループ傘下のUltraTech Cement Ltd(UTCL)は、今後5年間に1万2000クロー(US$25.54億)を投じ事業を拡張する。
ザ・ヒンドゥーが7月30日伝えたところでは、UTCLのKumar Mangalam
Birla会長は年次総会の席上、以上の方針を語った。それによると、グジャラート州における石灰岩粉砕施設の拡張と新粉砕施設の建設、チャッティースガル州及びカルナタカ州のクリンカー工場の拡張、廃熱利用設備の導入、包装施設の増設等に投資する。投資資金は、内部資金と借入により賄うと言う。
◆産業動静:石油、ガス
○GSPC、超大型密封ガス貯留層発見
【アーマダバード】Gujarat State Petroleum Corporation (GSPC)はグジャラート州Cambay盆地において超大型密封ガス貯留層(Tight gas
reservoir)を発見した。
エコノミック・タイムズが7月29日報じたところによると、グジャラート州政府筋は、GSPCとオーストラリアの探査開発会社Oilexが20兆~22兆立方フィートのガスの埋蔵を確認したと同紙に語った。これはReliance Industries Ltd(RIL)が2007年にアンドラプラデシュ州沖合Krishna Godavari(KG)海盆で発見した20兆立方フィートのガス田と同規模、あるいはそれを上回るもの。
しかし商業的に採掘するのが困難なタイトフォーメーション・ガスで、採収率が極めて低い。仮に2兆立方フィートを採取できれば、GSPC-Oilexは極めて幸運と言う。
Narendra Modi首席大臣は選挙運動期間に国内最大のガス田を発見と吹聴したが、炭化水素総局(DGH:Directorate
General of Hydrocarbons)が同発言に疑問を表明した経緯がある。アナリストらによると、密封ガスの採取率の測定は極めて難しく、DGHが最終判断を示すのを待つほかないと言う。
○Essar Oil等、炭層メタン生産分与協定に調印
【ニューデリー】Essar Oil Ltd(OEL)チーム、Arrow Energyに率いられる2チーム、Great
Eastern Energy Corporation(GEEC)は7月29日、第4次炭層メタン鉱区(CBM-IV)入札で落札した7ブロックの生産分与協定に調印した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが7月30日伝えたところでは、OELチームは4ブロックを、Arrow Energy/Oil IndiaチームとArrow Energy/Tata Powerチームは各1ブロックを、GEECは1ブロックを、それぞれ獲得した。これらのブロックはアッサム州、オリッサ州、マドヤプラデシュ州、チャッティースガル州、タミールナド州に位置し、合計面積は3727平方キロ。3302億3000万立方メートルのCBM資源の存在が見込まれる。各社は探査開発に合計1億8500万米ドルを投資することを約束した。
○Greenko、エネルギー&オイル・シティー開発
【ブーバネスワル】独立電力供給業者(IPP:independent
power producer)Greenko Groupは、オリッサ州南部のGanjam県に1万5000クロー(US$31.92億)を投じ、『エネルギー&オイル・シティー(Energy and Oil City)』を開発する。
ビジネス・スタンダードが7月28日報じたところでは、『エネルギー&オイル・シティー』には港湾、造船所、1000MW(メガワット)のガス発電所、日量1億2000万リットルの海水淡水化プラント、人口1万人のタウンシップ、石油化学コンプレックス等が設けられる。
◆産業動静:電力
○L&T、合弁でRajpura発電所拡張
【チャンディガル】Larsen and Toubro(L&T)とPunjab State Power Corporation(PSPC)は、共同でパンジャブ州Rajpuraの1400MW(メガワット:2×700mw)発電所のキャパシティーを700MW拡張する。
ファイナンシャル・エクスプレスが8月2日報じたところによると、PSPCのKD Chaudhri会長兼MDはこのほど以上の報告を行った。それによると、PSPCは特別目的会社(SPV:special
purpose vehicle)Nabha Powerと、Rajpura発電所の拡張に関する覚書を結んだと言う。(SEAnews:2008-02-22号参照)
○L&T、US$14億発電設備納入契約獲得
【ムンバイ】Larsen & Toubro(L&T)は、Jaiprakash Group企業Jaiprakash Power Ventures Ltdからウッタルプラデシュ州に建設される1980MW(メガワット)の発電所にボイラー/タービン/ジェネレーター・セットを納入する6500クロー(US$13.83億)の契約を獲得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月2日伝えたところでは、L&Tは2日ボンベイ証券取引所(BSE)に以上の報告を行った。最初のユニットは48ヶ月後に稼働、全工事の完成には60ヶ月を要すると言う。
○Lanco Infra、年内に2400MW発電能力追加
【ハイデラバード】Lanco Infratech Ltd(LIL)は今会計年度中に2400MW(メガワット)の発電能力を追加する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月1日報じたところによると、LILのL. Madhusudhan Rao会長は年次総会の席上、以上の消息を語った。それによると、アンドラプラデシュ州Kondapalliのガス発電所第2ユニット(133MW)とカルナタカ州Udipiの火力発電所第1ユニット(600MW)を最近を稼働させた他、既存施設の稼働率を733MW引き上げた。Udipiの第2ユニットは9月に稼働する予定と言う。
◆企業動静:ソーラ・エネルギー
○Sujana Energy、TERIの支援下にソーラ・ランタン製造
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点にするSujana Group傘下のSujana Energy Limited (SEL)は、The Energy and Resources Institute (TERI)と、ソーラ・ランタン(solar lantern)製造に関わる技術協力協定を結んだ。
ビジネス・スタンダードが8月2日報じたところによると、SELはTERIの『10億人照明(LaBL:Lighting a
Billion Lives)』計画の下、農村住民のために灯油やパラフィン燃料のランタンに代わる白色LED電球を製造する。
○Tata BP Solar、PV電池製造能力を年内に2倍に拡大
【ハイデラバード】Tata PowerとBP Solarの合弁に成るTata BP Solar Ltd(TBSL)は、今会計年度内にPV(Photovoltaic)セル製造能力を84MW(メガワット)から180MWに拡張する。
エコノミック・タイムズが8月1日伝えたところによると、TBSL幹部はSolarcon-2010の会場で以上の消息を語った。それによると、今年はマハラシュトラ州における3MWのソーラPV発電施設が稼働する他、North Delhi Power Limitedのためにデリーに1MWの施設を設ける。拡張計画の一環としてカルナタカ州Bangalore工場の製造能力をアップし、2件のプロジェクトを稼働させる。現在製品の70%を輸出しているが、政府が進めるソーラ・ミッションに乗じ、国内市場の拡大を図ると言う。
○Thermax、ソーラ事業に本腰
【コルカタ】年商3300クロー(US$7.02億)の電力インフラ企業Thermax Ltdは、政府が推進する全国ソーラ計画(National
Solar Mission)に乗じ、技術供与者及び工学資材調達請負業者としてのプレゼンスを築くと同時に、化石燃料セグメントにおけるエネルギー/環境技術供与者としての地歩を強化する計画だ。
ファイナンシャル・エクスプレスが8月1日報じたところによると、ThermaxのMeher Pudumjee会長は、インド産業連盟(CII)とSuresh Neotia
Centre of Excellenceが共催したリーダーシップ・サミットの会場で以上の消息を語った。それによると500クロー(US$1.06億)投資計画の一環として、米国企業2社SPX Corporation及びBabcox Wilcox Power Generation Group INCと、化石燃料発電事業に関わる2件の合弁契約に調印した。前者との合弁会社JV with Babcox
Wilcoxには195クロー(US$4150万)、後者との合弁会社JV
with SPXには25クロー(US$532万)を投資、各51%の権益を握る。同社はこの他、バイオマス、廃棄物発電、廃水のリサイクル、太陽熱発電領域の技術供与者及び資材調達請負業者になることを目指していると言う。
◆企業動静:電子産業
○Videocon、タミールナド州にTV工場建設
【コインバトール】地場大手耐久消費財メーカー、Videoconは1500クロー(US$3.19億)を投じ、タミールナド州Manamaduraiにテレビジョン製造施設を設ける。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが8月2日、タミールナド州政府工業部筋の消息として伝えたところによると、8月4日にM Karunanidhi首席大臣の立ち会いの下、関係覚書が調印される。この日は、JK Tyresの1500クロー、タイヤ製造施設及びIndian Oil Corporationの液化天然ガス(LNG)ターミナル・プロジェクトの覚書も交換される予定だ。
○フィリップス、パーソナル・ケア市場開拓に注力
【ニューデリー】オランダのエレクトロニクス企業Philipsは、パーソナル・ケア・アプライアンス・ビジネスの製品ポートフォリオと流通網を拡張する計画だ。
エコノミック・タイムズが8月1日報じたところによると、Philips Consumer LifestyleのMahesh
Krishnan主任はこのほど以上の計画を語った。それによると若い世代の購買力が高まり、こうした世代のライフスタイル製品に対する需要が高まっている。目下、700~1万3000ルピーの価格帯のヘアドライヤーや男性用グルーミングキットを30品目ほどを手がけている。今後はよりモダンで、先端的機能を備え、インド人の好みに合った製品を揃える計画と言う。
○Amara Raja、AP州にデジタル・シティー開発
【ニューデリー】多角的事業を展開するAmara Raja Groupは向こう10年間に1700クロー(US$3.62億)を投じ、アンドラプラデシュ州Chittoorの500エーカーの土地に電子製品製造業者のための『デジタル・シティー(Digital
City)』を開発する。
エコノミック・タイムズが8月1日伝えたところによると、1700クローの内、500クロー(US$1.06億)はインフラの開発に投入され、残りの金額は入居企業が投資することになる。Amara Raja Infrastructure Pvt
Ltd (ARIPL)がインフラ開発を手がけ、Amara Raja Electronics Ltd (AREL)が電子ハードウェア企業の誘致を図ると言う。
◆産業動向:メディア
○放送業者/DTH業者、TRAIの提案巡り対立
【ムンバイ】インド電気通信監督局(TRAI:Telecom
Regulatory Authority of India)は、放送業者がDTH(Direct-to-Home)事業者から徴収する卸売り料金(wholesale
rate)上限を引き下げるよう提案した。
ビジネス・スタンダードが8月2日報じたところによると、TRAIは、放送業者がケーブルTV業者のチャンネル設置に対して徴収する料金の35%のみを、DTH業者から徴収するよう提案した。これはDTHの場合、各チャンネル視聴者の正確なデータが手に入るため。これに対してケーブルTVの各チャンネルの視聴者数は、ケーブルTV業者の報告に依存している。
Tata SkyのVikram Kaushik重役(CEO)は「上限を50%から35%に引き下げると言うTRAIの提案は小さなステップだが、方向は正しい」と歓迎の意を表明した。
Airtel DTH Servicesの幹部も「これはケーブルTV業者とDTH業者の支払いの格差を縮めるのに役立つ」と歓迎した。
しかし放送業者は、売上げの減少を招くTRAIの動きに反対している。
○マレーシア企業、DTH会社Sun Directの持ち分アップ目指す
【ニューデリー】マレーシアのAstro Groupは、インド第2位のDTH(direct-to-home)プレーヤー、Sun Directの持ち分拡大を目指している。
ファイナンシャル・エクスプレスが8月3日報じたところでは、Astro Groupは子会社South Asia Entertainment Holdingsを通じ、Kalanithi Maran氏に率いられるSun Directの20%の権益を保持しているが、インド政府の外国直接投資(FDI)政策緩和に乗じ、持ち分をさらに上乗せすることを検討している。
外国投資促進局(FIPB)に提出された申請書によると、AstroはMaran一族が所有するKal Media Servicesの37.50%の権益を買収する。Kal Media Servicesは、その後、Sun Direct TVの40%権益を取得する。これによりAstroはSun Direct TVの既存持ち分20%に15%上乗せ、合計35%の権益を保持することになる。
しかし新FDI政策の下、Kal Mediaのような投資会社の持ち分は外資上限規制の対象にならないためAstroの持ち分は依然20%と見なされる。
○TV放送、US$104億産業に
【ニューデリー】テレビジョン産業の年間売上げは2014年までに年率13%の成長を遂げ、4万9000クロー(US$104.27億)に達し、メディア産業全体に占めるシェアは現在の40%からほぼ50%に拡大する。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月28/31日、PricewaterhouseCoopers (PwC)の最新報告を引用し伝えたところでは、これに対して印刷媒体産業の年間売上げは2009年の1万6150クロー(US$34.37億)から2万3050クロー(US$49.05億)に拡大するものの、メディア産業全体に占めるシェアは30%から23%に縮小する見通しだ。
以上の成長見通しが実現するとすれば、2009年に僅か2.2%成長したにとどまったメディア・エンターテインメント部門は顕著な復調を遂げることになる。
◆血液バッグのテルモ・ペンポール、事業拡張に本腰
【ティルバナンタプラム】世界第3位の血液バッグ製造会社Terumo Penpol Ltdは、今後5年間に大幅な事業拡張を図り、年商を今年の予想売上げ125クロー(US$2660万)から500クロー(US$1.06億)以上に拡大することを目指している。
エコノミック・タイムズが8月2日報じたところによると、テルモ・ペンポール社の白石義昭取締役会議長とC Balagopal重役(MD)はこのほど同紙に以上の抱負を語った。それによると、日本本社はインド市場、取り分け医療機器市場の大きな潜在性の開拓に本腰を入れる構えだ。目下、インドでは輸血関連製品ビジネスに力を集中しているが、テルモは世界的には心肺機、心臓血管製品、デジタル体温計のメーカーとして知られる。
ケララ州Thiruvananthapuramの工場は800人以上を雇用、年間2000万袋の血液バッグを製造する能力を有する。製品はインド国内の他、82カ国に輸出している。
拡張計画には、世界規模の血液バッグ製造施設の建設、医療機器設備の拡張、研究開発投資が含まれ、新規投資は主にケララ州外でなされる見通しだ。
ちなみに採血監視器、血小板撹拌機及び培養器、血液バッグ冷蔵器、チューブシーラー等の医療機器ビジネスを手がける地元企業Penpol社は、1999年にテルモ株式会社と提携しテルモ・ペンポールを創設した。
◆富裕人口が貧窮人口を初めて凌駕:NCAER
【ニューデリー】応用経済調査全国委員会(NCAER:National
Council of Applied Economic Research)の最新レポート『インドの収入支出貯蓄動向(How India Earns, Spends and Saves)』によると、過去3年間の景気後退に関わらずインドの高額所得層は2010年3月末までに4670万世帯に達し、初めて4100万世帯の低所得層を上回った。
エコノミック・タイムズとファイナンシャル・エクスプレスが8月1/2日伝えたところによると、インド社会は僅か10年で劇的な転換を成し遂げたことになる。2001-02年には年間所得18万ルピー(US$3830)を上回る高額所得層は1380万世帯に過ぎず、これに対して年間所得4万5000ルピー(US$957)未満の低所得層は6520万世帯を数えた。
年間所得4万5000~18万ルピーの中間所得層は過去10年間に1億920万世帯から1億4070万世帯に急増した。しかし過去3年間の景気後退は中間所得層に最大の打撃を与えた。2007-08年から2009-10年の間に中間所得層の絶対数は1億3590万世帯から1億4070万世帯に増加したものの、全人口に占める比率は62%から61.6%に下降した。興味深いことに同期間に高額所得層の全人口に占める比率は16.8%から20.5%に拡大した。また低所得層の比率は21.1%から17.9%に縮小した。
世界銀行が基準としている年収20万~100万ルピー(US$4255~2万1277)の中産階級は1995-96年の450万世帯から2001-02年の1070万世帯、そして2009-10年の2840万世帯に増加した。中産階級の3分の2は都市部に居住しており、こうした傾向は過去15年間変わっていない。
またインドの国内総生産(GDP)を基準にした貯蓄率は36%と、世界的最も高い部類に属している。
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