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SEAnews |
MICA (P) 120/08/2010 毎週 月 水 金 発行 TEL:67520308 FAX:67567147 第3815号をお届けします |
2010年9月13日(月)
◆印露、US$6億多目的輸送機開発合弁契約に調印
◆印露、US$60億戦闘機開発合弁契約に近く調印
○印露、新型ミサイル共同開発で合意
○BrahMos巡航ミサイルの発射実験成功
○ロッキード、インド革新成長計画支援
◆Maruti Suzuki、第3工場建設にUS$4億投資
○ホンダ、コンパクト・カー市場の競争過熱に対応
○日産、チェンナイを世界市場戦略の要に
◆TVS Motor、US$8696万投じ製造能力拡張
◆インド半導体協会、世界の製造ハブ目指し特別目的会社創設
◆電子工学振興目指し10億米ドル基金創設
○ソニー、一連の3D製品投入
○LG、US$1億投じ製造能力拡張
○エイサー、最先端ネットブック発売
◆ソニー、ブルーレイ・ディスク25%値下がり予想
○パナソニック、マス市場に照準
○リコー、インド・プリンティング市場にデビュー
◆シェールガス鉱区入札を2011年下半期までに募集
◆中国製発電設備の修理を国営重電機会社BHELに依頼
○環境省、UP州発電プロジェクトに近く青信号
○Lanco、オリッサ発電事業の金融アレンジ完了
◆商工省、外国直接投資規則の一層の緩和提案
◆7月の工業生産成長率13.76%
◆国民会議派、カシミール軍事特別法の解除見送り
○スリナガルに1989年以来最大の争乱発生
○夜間の外出を禁止、分離主義リーダーを扇動容疑で手配
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◆印露、US$6億多目的輸送機開発合弁契約に調印
【バンガロール】国営Hindustan Aeronautics Ltd (HAL)とロシア企業United Aircraft Corporation and Rosoboronexport(UACR)は、12月に予定される印露首脳会議に先立って、多目的輸送機(MTA:Multirole Transport Aircraft)の開発製造に関わる6億米ドルの合弁契約に調印した。
ビジネス・スタンダードとファイナンシャル・エクスプレスが9月11日伝えたところによると、MTAは最大離陸重量65トン、有効加重15~20トン、最高時速800キロ、航続距離2500~2700キロ、実用上昇限度12キロの双発航空機で、インド空軍とロシア空軍の需要に応じる。
パイロットの入力がコクピットで電気信号に変換され、ワイヤによって飛行制御コンピュータを通り油圧アクチュエータに伝えられるフライ・バイ・ワイヤ(FBW:fly-by-wire)、マイクロコンピュータを駆使したデジタル・エンジン制御装置(FADEC:full-authority
digital engine control)、従来の機械式アナログ表示の計器板に代えて、デジタル化したデータをブラウン管ディスプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)に集約表示したグラスコックピット(Glass
cockpit)等、多くの先端技術が採用される。
HALとUACRは50:50の作業分担により、205機を製造する計画で、予想開発コスト6億米ドルも折半する。インド側は既存のアントノフ32(An-32)輸送機110機をリプレースする。合弁会社の本部はカルナタカ州Bangaloreに設けられる。
◆印露、US$60億戦闘機開発合弁契約に近く調印
【ニューデリー】インドとロシアは、それぞれ60億米ドルを拠出し、米国空軍のF-22 Raptor戦闘機を上回る高性能な主力戦闘機を共同開発する契約に近く調印する。
ビジネス・スタンダードが9月11日報じたところによると、国防省筋は同紙に以上の消息を語った。それによると、1年に及ぶ交渉の末、両国は今年12月に予定されるDimitry Medvedevロシア大統領のインド訪問に先だって、予備設計契約(PDC:preliminary design contract)を結ぶことで合意した。これにより両国の設計担当者は新型戦闘機のデザイン作業に着手できると言う。
○印露、新型ミサイル共同開発で合意
【ニューデリー】インドとロシアは、Dimitry Medvedevロシア大統領の12月のインド訪問に際して最高時速6000キロ以上の巡航ミサイルBrahMosを共同開発する契約に調印する。
デカン・ヘラルドが9月5日伝えたところによると、国防省筋はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、インドは、既存BrahMosの2倍に相当する時速6000キロ以上の超音速巡航ミサイルを、世界に先駆け保有することになる。
○BrahMos巡航ミサイルの発射実験成功
【バラソール】インドは5日、オリッサ州Chandipurの海岸に設けられた総合試験場(ITR:Integrated Test Range)から290キロ・レーンジの巡航ミサイルBrahMosを発射した。
デカン・ヘラルドが9月5日報じたところによると、国防研究開発機構(DRDO:Defence
Research and Development Organisation)筋はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、これは国軍によるユーザー評価実験で、ミサイルは、午前11時35分にITRの3号発射台(complex-3)から発射されたと言う。
○ロッキード、インド革新成長計画支援
【ニューデリー】米国の国防産業企業Lockheed Martinは、『インド革新成長計画(Indian Innovation Growth Programme)』の支援措置を近く発表する。
ファイナンシャル・エクスプレスが9月11日伝えたところによると、ロッキード・マーチン社は科学技術省と提携し、開発した新技術の市場へのアクセスを加速するプログラムに対する支援を2012年末まで延長する。
◆Maruti Suzuki、第3工場建設にUS$4億投資
【ニューデリー】Maruti Suzuki India Ltd(MSIL)は、1925クロー(US$4.18億)、350億円を投じ、ハリヤナ州Manesarの第2工場に隣接して年産25万台の第3工場を建設する。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月8日伝えたところによると、6番目の生産ラインが増設されることにより、年産能力は17%以上拡大、同社にとって単一のものとしては過去最大の投資になる。
○ホンダ、コンパクト・カー市場の競争過熱に対応
【ムンバイ】Honda Siel Cars
India Ltd(HSCIL)はコンパクトBプラス・モデルを通じインド乗用車市場でボリューム販売を実現する戦略に依然自信を抱いている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月11日報じたところによると、HSCILのJnaneswar Sen副社長は「市場の競争はますます過熱しているが、HSCILの戦略は奏功し、良好な成果をあげている」と語った。同氏によると、小型車セグメントにはすべてのプレーヤーが活躍する十分なゆとりがあると言う。
○日産、チェンナイを世界市場戦略の要に
【チェンナイ】日産はタミールナド州Chennaiを含む世界の4生産拠点で、新たに開発したVプラットフォームをベースにした国際市場向けコンパクト・カー100万台を製造する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月9日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation
of Indian Industry)が主催したICTセミナー『Connect』で講演したNissan Motor India Pvt
Ltdの徳山公信代表取締役(MD/CEO)は以上の消息を語った。それによると、最近発売したMicraのベースでもあるVプラットフォームは、タイ、メキシコ、中国で製造されるコンパクト・カーにも用いられると言う。
◆TVS Motor、US$8696万投じ製造能力拡張
【チェンナイ】インド第三位の二輪車メーカー、TVS Motor Company Ltd(TVSMC)は今後2年間におよそ400クロー(US$8696万)を投じ、年産能力を現在の200万台から400万台に拡大する。
ビジネス・スタンダードが9月10日伝えたところによると、TVSMCのVenu Srinivasan会長兼MDは年次総会後記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると、TVSMCは2012年末までに年商を1万クロー(US$21.74億)の大台に乗せる計画で、輸出売り上げがうち20%を占める見通しだ。事業の整理統合と製造能力の拡張が2010-11年の中心課題と言う。
TVSMCの2010年3月期のその他の収入を含む年間総収入は前年の3741.18クロー(US$8.13億)から4484.68クロー(US$9.75億)に拡大、今年度は6000クロー(US$13.04億)を見込んでいる。また二輪車市場シェアを昨年度の15%から今年度は約17%に引き上げることを目指すと言う。
◆インド半導体協会、世界の製造ハブ目指し特別目的会社創設
【ニューデリー】電子工学システム設計・製造会社140社の代表組織、インド半導体協会(ISA:India
Semiconductor Association)は、電子工学領域への投資を促進するとともに、インドを世界の製造業ハブに変身させるため、業界と政府が合同で特別目的会社(industry-Government
Special Purpose Vehicle company)を創設することを提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月11日報じたところによると、ISAの13人のメンバーから成る作業グループは昨年、「電子産業の年間成長率を現在の2倍の31%に加速しない限り、2020年までに2960億米ドルの需要/供給ギャップが生じる」との報告を行った。
政府と共同で特別目的会社を創設する構想は同報告書に基づくものだが、政府民間合同特別目的会社の創設には前例がある。
商工省傘下の産業政策振興局(DIPP:Department
of Industrial Policy and Promotion)は、外国直接投資を促進するため政府と民間が合同で『Invest India』を創設することを提案、政府は2009年に同提案を閣議承認した。その結果、中央政府/州政府/インド商工会議所連盟(FICCI:Federation
of Indian Chambers of Commerce and Industry)合同の『Invest India』が発足した。
ISAのPoornima Shenoy会頭によると、情報技術局(IT Department)はISAに対しSPV創設の詳細計画を作成するよう求めた。しかし話し合いは初歩的段階にあり、最終的方針はまだ決まっていない。とは言え、政府が電子産業の振興に照準を合わせる時機は到来していると言う。
◆電子工学振興目指し10億米ドル基金創設
【ニューデリー】情報技術局(DIT:Department
of Information Technology)は、国内電子製造業の成長を支援する狙いから当初資金5000クロー(US$10.87億)のファンドを開設する計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月11日伝えたところによると、インドの知的財産権問題の他、ファンドは国内ハードウェア産業の発明や研究開発(R&D)活動を促進する。
○ソニー、一連の3D製品投入
【ニューデリー】Sony India Pvt
Ltd(SIPL)は9日、LCDテレビからブルーレイ・ディスク、デジタル・スチル・カメラ、プロジェクター、プレイステーション等、一連の製品を発売、3D市場に参入した。
ザ・ヒンドゥーが9月10日報じたところによると、SIPLは今会計年度中に3Dホーム・エンターテインメント・ソリューションをインド市場に紹介、3D製品市場のリーダーを目指すと言う。
○LG、US$1億投じ製造能力拡張
【プネ】LG Electronics India Ltd(LGEIL)はマハラシュトラ州Pune近郊Ranjangaonに設けた工場に200クロー(US$4348万)、同工場周辺の納入業者の工場に250クロー(US$5435万)、合計450クロー(US$9783万)を投じ、製造能力を拡張する。
エコノミック・タイムズが9月11日伝えたところによると、LGEILのGovindaraj CS工場長はこのほど以上の消息を語った。それによるとアジア地域の消費者需要の拡大に応じるため、投資はすでに開始されている。新工場の建物は今年末までに完成、少なくとも向こう2年間の需要に応じると言う。
○エイサー、最先端ネットブック発売
【バンガロール】台湾企業Acerは、Reliance Netconnectと提携、高速モバイル広帯域技術に対応したネットブック『Aspire One532h』をインド市場に紹介する。
デカン・ヘラルドが9月10日報じたところによると、インテルAtomプロセッサー搭載、CDMA/HSPA広帯域モデム内蔵、Windows 7オペレーティング・システム装備の『Aspire
One532h』は、第三世代(3G)通信時代の需要に応じることができると言う。
◆ソニー、ブルーレイ・ディスク25%値下がり予想
【ニューデリー】Sony Pictures Home Entertainment(SPHE)は、未だ揺籃期のインド市場におけるブルーレイ・ディスク英語フィルム・タイトルの需要増加に伴い、今年のクリスマスまでにブルーレイ・ディスクの価格が20~25%下降するものと予想している。
エコノミック・タイムズが9月10日報じたところによると、SPHEのKeith Ribeiro重役(MD)は以上の見通しを語った。それによると、SPHEは現在インド市場で500タイトル以上のブルーレイ・ディスク英語フィルムを販売している。ブルーレイ・ディスクには高率の輸入税が課されるため、依然高額だがブルーレイ・プレーヤーの値下がりもあってブルーレイ・コンテンツの需要は今後拡大する見通しと言う。
○パナソニック、マス市場に照準
【コルカタ】パナソニックは、直冷式冷蔵庫、半自動洗濯機、小型LCDテレビジョン等のマス・マーケットに市場戦略の重心をシフトしている。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが9月10/11日伝えたところによると、パナソニックは最近インドに市場調査室(market
research lab)を設置、小規模都市消費者のライフスタイルの調査に乗り出すとともに、三洋と手を組み低価格の音響システム、冷蔵庫、LCDテレビ等を発売した。
Panasonic India Ltd(PIL)の麻生英範重役(MD)によると、2012年3月末までに20億米ドルのグループ売り上げ達成を目指す。またPILのManish Sharma営業部長によると、来年4月までに三洋ブランドを復活させると言う。
○リコー、インド・プリンティング市場にデビュー
【ニューデリー】Ricoh Indiaは10日、Pro C 900、Pro
C 720、Pro 907/1107/1357 Exレーンジの新製品をお披露目、インドのデジタル・カラー・プロダクション・プリンティング市場にデビューした。
デカン・ヘラルドとザ・ヒンドゥーが9月10/11日報じたところによると、リコーはまたデリーとマハラシュトラ州Mumbaiに『Live Experience Centre』を開設すると発表した。両センターの開設コストは合わせて5クロー(US$109万)。タミールナド州Chennaiとカルナタカ州Bangaloreにも近く同様のセンターをオープンすると言う。
◆シェールガス鉱区入札を2011年下半期までに募集
【ムンバイ】石油天然ガス省は2011年下半期までにシェールガス(shale gas)のための特別探査政策(special
exploration policy)を立案、その直後に関係入札を募集する。
エコノミック・タイムズが9月11日伝えたところによると、石油天然ガス省のS Sundareshan次官はこのほど記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると、同省は来年第2四半期もしくは第3四半期までに関係入札を行うことを目指している。シェールガス探査政策は、既存の新探査ライセンス政策NELP(new
exploration licensing policy)とは異なる。
Murli Deora石油天然ガス相はこれ以前に「政府は、シェールガスの効果的探査開発のための政策的枠組みを1年以内に立案する」と語っていた。
実際に採掘可能な量は明らかでないが、インドのシェールガス埋蔵量は、従来型天然ガスの埋蔵量を上回る。シェールガスは炭層メタンに次ぐ、インド第2の非伝統的ガス資源で、グジャラート州のCambay、東北地区のAssam-Arakan、中央インドのGondwana等、複数の盆地にシェールガスの埋蔵が確認されている。
国営探査開発会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)取締役会は今年3月、パイロット事業としてDamodar盆地のシェールガス探査を行う計画を承認した。
政府は、今後1年以内にシェールガス鉱区の入札を募集するが、それに先立ってシェールガスの潜在埋蔵量を評価する専門家を指名、その後探査開発のルールを作成すると言う。
◆中国製発電設備の修理を国営重電機会社BHELに依頼
【ニューデリー】州営電力会社Durgapur Projects Limited(DPL)は、中国製設備に不具合が生じたことから、西ベンガル州に設けた300MW(メガワット)の火力発電プラントの修理と再稼働を、国営重電機会社Bharat Heavy Electricals
Ltd(BHEL)に依頼したようだ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが9月5/8日報じたところによると、中国Dongfang Electricity(中国東方電気集団公司)により納入された当該設備はある種の技術問題から過去3ヶ月稼働を停止している。
○環境省、UP州発電プロジェクトに近く青信号
【ラクナウ】環境森林省は、開発か環境かの論争の狭間に立たされたウッタルプラデシュ州Sonebhadra県Dopahaにおける1980MW(メガワット)の火力発電プロジェクトに間もなく青信号を出すものと予想される。
ファイナンシャル・エクスプレスが9月11日伝えたところによると、環境省がデリーで催した会議の席上、UP Power Corporationの幹部は、プロジェクト・サイトを選んだ正当性を主張、中央政府に早期認可を求めた。
○Lanco、オリッサ発電事業の金融アレンジ完了
【ハイデラバード】Lanco Infratech Ltdは、オリッサ州における1320MW(メガワット)の発電プロジェクトを手がける特別目的会社(SPV:special
purpose vehicle)、Lanco Babandh Power Ltdのための金融アレンジが完了したと発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月10日報じたところによると、ICICI Bankを初めとする銀行・金融機関14行のコンソーシアムがプロジェクト資金の他人資本部分を引き受けた。
◆商工省、外国直接投資規則の一層の緩和提案
【ニューデリー】下降傾向を見せる外国直接投資(FDI)を促進する狙いから、商工省産業政策振興局(DIPP:Department
of Industrial Policy and Promotion)は10日、すでに地元パートナーと合弁もしくは技術提携している外国投資家が、独自にもしくは異なるパートナーと合弁で既存事業と同種の領域に新規投資する際、既存パートナーの同意を得ることを義務づけた規則を撤廃することを提案した。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルト、エコノミック・タイムズが9月11日報じたところによると、DIPPはこの日、12年間に及ぶFDI規則の廃止を提案するディスカッション・ペーパーを関係方面に配布した。
既存規則の下、2005年1月12日以前にインドに進出した企業が、新規に同一業種に投資する際には、既存事業の地元パートナーに悪影響を及ぼさないことを証明し、政府の事前認可を取得せねばならない。
今回、DIPPが提案した規制緩和は2005年1月12日以降に設立された合弁会社には適応されない。
DIPPは提案書の中で、「多くの自由貿易協定(FTA:free trade
agreements)が締結され、地元産業の競争力強化が求められている今日の環境下に、この種の規制が、依然妥当性を有するか否かを検証する必要がある。インド国内における投資を制限された外国投資家は、インドとFTAを締結した、あるいは締結する予定の隣国に投資する可能性がある。この種の規制は、将来の投資計画に関して地元の既存パートナーと合意が得られない外国投資家の新規投資を阻み、外国の資本と技術の流入を阻害する恐れがある」と述べ、10月15日までに、規制撤廃に対する賛否の意見を提出するよう求めている。
DIPPは、健全な競争を促し、長期的な経済成長を確保する上から、政府が商業領域に介入したり、政府の政策が商業契約に優先するようなことが、妥当か否かについても、意見を求めている。
◆7月の工業生産成長率13.76%
【ニューデリー】製造業の力強い復調に支えられ、今年7月の工業生産指数(IIP:Index of
Industrial Production )の伸びは13.76%と、昨年同月の7.19%、および今年6月の5.76%(当初発表の7.1%から下方修正)を大きく上回った。
ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが9月11日、統計及び計画実施省(Ministry of
Statistics and Programme Implementation)傘下の中央統計局(Central
Statistical Organisation)が発表した暫定統計数字を引用し伝えたところによると、7月の製造業生産の伸びは15.01%(7.37%)と、前月の5.8%の伸び率の3倍を記録した(括弧内は昨年同期の数字、以下同様)。鉱業生産の伸びは今会計年度当初に比べれば鈍化傾向を見せているものの、依然二桁をわずかに下回る9.74%(8.74%)を記録、前月の8.5%を上回った。電力生産の伸びは3.7%(4.21%)と、引き続き振るわなかった。しかし前月の3.5%の伸びをわずかに上回った。
用途に基づき分類(use-based
classification)した製造業各部門の伸び率は、資本財部門63%(1.7%)、基本材部門5.1%(4.7%)、耐久消費財部門22.1%(27.8%)、非耐久消費財部門0.5%と、産業部門の投資意欲を反映した資本財部門の好調が目立った反面、農村経済の健康状態を示す非耐久消費財部門は低調な伸びにとどまり、アナリストらは一抹の懸念を表明している。
全国産業分類(national
industrial classification)主要17業種中12業種がプラス成長を記録した。運輸機器を除く機械・設備部門が49.4%と、最高の伸びを記録、以下、その他の製造業部門31.11%、運輸機器および同部品24.9%と続いた。
この結果、今年初4ヶ月(2010/47)のIIP成長率は11.4%と、昨年同期の4.7%を大きく上回った。内訳は製造業12.2%(4.1%)、鉱業10%(7.2%)、電力部門5.2%(5.4%)。
Pranab Mukherjee蔵相は、7月のIIP成長率発表後、今年通年のIIP成長率は12~13%に達すると予想、計画委員会(Planning
Commission)のMontek Singh Ahluwalia副委員長はまた今会計年度の国内総生産(GDP)成長予想を8.5%から上方修正する可能性を示唆した。Ahluwalia氏によると、今年第1四半期のGDP成長率は8.8%と、昨年同期の6%を上回った。
しかし、一部のアナリストは、6月のIIP成長率が当初発表の7.1%から5.8%に大幅に下方修正されたことに注目、予想を遙かに上回った7月のIIP成長率も多少眉につばして見る必要があると指摘する。
いずれにしても中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は9月16日に四半期見直し報告書を発表する際、短期貸出金利(repo rate)と短期借入金利(reverse repo rate)をさらに上方修正するものと予想される。RBIは今年3月以来レポ・レートを100ベイシスポイント、逆レポ・レートを125ベイシスポイント、それぞれ引き上げている。
◆国民会議派、カシミール軍事特別法の解除見送り
【ニューデリー】カシミール渓谷における争乱が持続する中、10日夜7時に催された国民会議派中核グループ(CCG:Congress
Core Group)の会議は、「軍事特別法(AFSPA:Armed Forces Special Powers Act)を解除しただけでは、カシミールの問題は解決せず、如何なる措置にしろ性急に行えば将来に深刻な影響を及ぼす恐れがある」との点で暗黙の合意を見たものの、AFSPAを解除するか否かに関して最終的な意見の一致を見ることはできなかった。
ザ・ヒンドゥーが9月11日報じたところによると、Manmohan Singh首相やSonia Gandhi国民会議派議長を含む党最高決定機関CCGは、AFSPAを修正するか、部分的に解除するよう求めるOmar Abdullah首席大臣の意見を討議した。政府内ではP. Chidambaram内相1人がこれを支持したにとどまり、A.K. Antony国防相は強く反対した。
消息筋によると会議出席者は、「中央政府は軍を敵に回すことはできない」と言う点ではほぼ意見の一致を見たようだ。
アブドラ首席大臣は、軍が駐屯していないSrinagar/Jammu/Samba/Ganderbal4県に対するAFSPAの適応を解除し、法と秩序を回復すべきであると主張した。会議ではまたAFSPA解除に反対する野党インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)の意見も配慮すべきことが確認された。
中央政府は、過去3ヶ月間に治安部隊により殺害された民間人69人の家族に対する補償、降伏した武装勢力メンバーの就業支援を含むリハビリテーション、逮捕した若者の釈放、投石訴訟の取り下げ等を含む、措置を検討していると言う。治安問題に関する内閣委員会は近く会議を催し、これらの問題に対する最終方針を決める見通しだ。
○スリナガルに1989年以来最大の争乱発生
【スリナガル】ジャム&カシミール州スリナガル(Srinagar)では11日、祝日の集団祈祷後、分離主義者らによる未曾有の争乱が発生、逆上した暴徒が警察署や政府ビルを襲撃した。
デカン・ヘラルドが9月11日伝えたところによると、カシミール渓谷の別の2つの町でも同様の争乱が生じた。HazratbalのSufi寺院における朝の祈祷後、分離主義者の指導者Mirwaiz Umar FarooqおよびYasin Malikに率いられる数千の群衆が市内をデモ行進するとともに、地方オフィス等に放火した。1989年以来の規模に拡大した争乱は収まる気配がない。
○夜間の外出を禁止、分離主義リーダーを扇動容疑で手配
【スリナガル】当局はカシミール州のスリナガルと他のタウンに夜間外出禁止令を敷くとともに、穏健派分離主義指導者Mirwaiz Umer Farooqを暴動扇動の容疑で手配した。
デカン・ヘラルドが9月12日報じたところによると、スリナガルとカシミール渓谷の他の6都市に12日、夜間外出禁止令が敷かれた。これは11日にこれらの地域に放火や争乱が発生したため。警察と中央警察予備隊(CRPF:Central
Reserve Police Force)の人員数千人がこれらの地域に配置され、治安維持の任務についた。地元警察の幹部は、「穏健派Hurriyat(自由)グループのMirwaiz議長およびジャム&カシミール解放戦線(JKLF:Jammu and
Kashmir Liberation Front)のMuhammad
Yasin Malik議長に率いられる分離主義者のデモに続いて発生した大規模な暴動を鎮静させるためには、外出禁止令は避けられなかった」と語った。
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