1997-04-10 ◆<馬>中央銀行の釈明で株式市場に活気回復 【クアラルンプル】マレーシア中央銀行幹部は先週月曜の銀行/金融会社代表との会合に続き、8日には証券業界の代表とも会見、不動産部門及び証券部門への融資に対する新ガイドラインに関して補足説明を行ったが、先月28日の新ガイドライン発表以来低迷していたクアラルンプル証券市場の取引はこの日再び活気を取り戻した。 中央銀行のアハマド・ドン総裁は先月28日、インフラ・プロジェクトや中低コスト住宅、工業不動産を除く非生産的不動産部門への融資を貸付残高の20%に抑えるよう求めるとともに、株式投資に対する融資便宜を、商業銀行の場合、貸付残高の15%以内に、マーチャント・バンクの場合は同30%以内に制限した既存の規制枠をユニット・トラストや証券会社の運転資金にまで拡大する方針を明らかにした。この日、証券業界代表と会談後記者会見した中央銀行のフォン・ウェンパック副総裁は、銀行/金融業界は新ガイドラインを遵守せねばならないと強調したが、同会合に出席した証券業界幹部によると、新ガイドラインは、既存のクレジット・ファシリティーに影響を及ぼさず、また金利も引き上げないことが保証されたと言う。(ST,STAR:4/9)