1997-04-15 ◆<印度>ゴウダ政権退陣で石油業界に最大の打撃も 【ニューデリ】ゴウダ政権の突然の退陣劇は、多くの重要政策の実行を不可能にし、経済政策担当省庁の幹部を狼狽させたが、最大の打撃を受けるのは石油業界と見られる。 石油業界はゴウダ政権が莫大な石油プール勘定の赤字に何らかの解決策を講じるものと期待していたが、同問題が棚上げにされたことから短期/長期的に深刻な影響が予想される。 短期的には海外商業借款を通じた石油製品の輸入が必要とされ、数ヶ月中にこの種の海外借款のスクランブルが生じる見通しだ。石油省は1、2カ月前から毎週状況のモニターを行っている。長期的には国営石油会社は莫大な借款の返済に窮するものと見られる。こうした問題の解決は次期政権に委ねられるが、ゴウダ政権同様、石油価格の引き上げを検討せざるを得ないものと見られる。(TH:4/13)