1995-03-27 ◆<馬>経常赤字の拡大は懸念に及ばない:副首相 【クアラルンプル】アンワル・イブラヒム副首相兼蔵相は、先週水曜、昨年の輸出が前年比34%増の1537億Mドルを記録したことを確認したが、アナリストは輸出の拡大は経常収支の赤字拡大により、色褪せる恐れが有ると指摘する。 アンワル副首相は先々週は、昨年の経済成長率が中央銀行予測の8.5%を上回る8.7%以上に達したと語っていた。しかしクアラルンプル証券市場は、今週水曜に中央銀行が発表する94年度年次報告書において、120億Mドル以上の経常赤字が明きらかにされるのではないかとの憶測から沈滞し続けている。こうした不安に対してアンワル副首相は、資本財の輸入に伴うマレーシアの赤字は、メキシコのそれと異なり心配には及ばないと語ったが、今年更に赤字が拡大する可能性は否定しなかった。クロスビー証券のアナリストは「経常赤字が拡大し続けるのは、確かに懸念材料だが、まだそれほど深刻ではない。輸入の付けは輸入した資本財で経済が前進することにより償われる」と指摘した。(ST,BT:3/25)