1997-04-17 ◆<星>政府、KL高速鉄道にS$50億投資も 【シンガポール】シンガポール政府はマラヤ鉄道(KTM)のシンガポール国内におけるアップグレードを引き受ける用意が有り、そのコストはほぼ地下鉄(MRT)東北線並みの50億Sドルにのぼる見通しだ。 KTMタンジョン・パガル駅移転問題を巡る両国間の1990年合意に関するマレーシア・マスコミの報道に訂正を求める国家開発相の書簡が15日公開されたが、それによると、マハティール首相は1995年12月にトランス・アジア鉄道事業の一環としてシンガポールとマレーシア間の鉄道電化計画を発表した。これは1990年の合意を超出するものだが、ゴー・チョクトン首相はこれを支持するとともに、タンジョン・パガルに替えてスコッツ・ロード、サンテク・シティー、マリーナ・サウスにターミナル駅を設けることを提案した。首相によれば、これらの候補地はMRTにもリンクでき、タンジョン・パガルよりも、高速列車のターミナル駅として相応しい。ゴー首相はその際またシンガポール国内の鉄道建設にシンガポールが投資する用意のあることを表明した。 同鉄道路線はブキ・ティマ・エクスプレスウェイに平行して南下した後、ブキ・ティマ・ロード付近から地下鉄方式が採用される見通しだ。マハティー首相が依然としてタンジョン・パガルを終点とすることを望んでいるのか、3つのオプションの1つを選択するのかは明らかでないが、不動産アナリストは、いずれの地が選択されるにしろ、その周辺の商業開発に大きな影響を及ぼすと見ている。 特にマレーシアのコングロマリット、レノン社は最近クアラルンプル/シンガポール間を2時間で結ぶ超高速列車システムの建設を提案しており、同社パートナーのDRB-Hicomが提案したKL/シンガポール間を3.5時間で結ぶ計画よりも一層大きなインパクトを及ぼすものと見られる。(BT:4/16)