1997-04-17 ◆<星>管財人、シノカ従業員40人に解雇通告 【シンガポール】先週水曜管財人の管理下に置かれた台湾系のSinocaエレクトロニクス・グループ(SEG)は、従業員40人を解雇した。 管財人はこれらの従業員に会社法の下、最高7500Sドルの給与とホリデー及びノーティス・ペイの支払いを要求することができ、債権者への返済完了後、残余資金から支払いが受けられると説明したが、観測筋は累積債務の返済により、3200万Sドルの払込資本は一掃される見通しで、解雇補償が支払われる可能性はまずないとしている。これら40人は昨年解雇補償付きで300人が整理された際には、そのポストを維持できたが、今や解雇補償だけでなく、給与も支払われずに、即日解雇が言い渡された。 SEGの親会社シノカ・エンタープライズCo Ltdは2年前(1995年4月)、AT&Tのシンガポールとバタム島のコードレス・フォーン製造施設を買収、話題を呼んだが、同社幹部によると、買収後プラントを一度も正常に稼働させることができず、商業運転には至らなかった。当初の買収条件では相手先商標製造業者(OEM)としてAT&Tにコードレス・フォーンを納入するはずだったが、同契約も実行されなかったと言う。観測筋はSEGが過去1年間に毎月200万~300万の損失を出していたものと予想している。(ST:4/16)