1995-03-28 ◆ゴー首相、対<比>緊張関係の早期緩和希望 【シンガポール】シンガポールのゴー・チョクトン首相は26日に放映されたCNN(ケーブル・ニュース・ネットワーク)のインタビュー番組の中で、殺人罪で処刑されたメイドを巡り生じたフィリピン国民の激烈な反応とそれにともなう2国間の緊張関係が早期に緩和するよう重ねて期待を表明した。 首相は同番組の中で、最近の緊張関係に関わらず、同相とラモス大統領の個人的関係は良好であり、両国は引き続き友好関係を維持することができると語った。首相は外人労働者のシンガポール経済に対する貢献を認め、シンガポーリアンが在住フィリピン人と交情を保つよう希望した。またシンガポールがラモス大統領の要請を拒み、同大統領の面子を潰したとの評に触れ、「シンガポールには独自の法制が有り、この不幸なレディーに対しても一切が法に基づいて処置された」と語った。 一方、ラモス大統領の報道官は25日、同大統領が金曜にゴー・チョクトン首相から書簡を受け取ったことを明らかにした。同書簡の中でゴー首相は早急に2国間関係を修復する希望を表明するとともに、シンガポール外務省に対して今回の事件に関して一切のコメントを控えるよう指示した事実を明らかにしたと言う。(ST,LZ:3/26)