1997-05-06 ◆<星>第1四半期の事業活動指数僅かに改善 【シンガポール】シンガポールのビジネス活動は今年第1四半期も依然として不振だったが、ビジネス・コンディションには改善の兆しが生じている。 BT紙とシンガポール国立大学(NUS)センター・フォー・ビジネス・リサーチ&デベロプメント(CBRD)が作成したビジネス活動指数によれば、過去2四半期同様、今年第1四半期にも売上げ、利益、新規受注の下降を見た企業が、上昇を見た企業を上回っており、向こう6カ月の見通しも悲観的なものが多数を占めたが、利益と新規受注には僅かながら改善が見られた。また過去6回の調査で初めて、中小企業と地元企業の指数が、外国企業のそれを凌駕、これらの企業に関してはほぼ全領域において指数の改善を見ている。 CBRDのチョー・キットブイ所長は、中小企業と地元企業の指数動向が経済の先行き示すものとすれば、国内経済の不振は底打ちし、第2四半期には回復に転じる可能性が有ると指摘した。 全ての指数がマイナスを記録した昨年第4四半期を受け、今年第1四半期にも売上げ指数とビジネス見通し指数はさらに悪化したが、新規受注は昨年第4四半期の-9%ポイントから-4%ポイントに、利益は-36%ポイントから-23%ポイントに改善した。また製造業部門では、先行きに楽観的なものが、悲観的なものを上回った。(BT:5/5)