1997-05-23 ◆<印度>トヨタ、カルナタカに工場建設? 【プーン/ムンバイ】トヨタのインドにおける自動車製造拠点としてカルナタカ州が急速に浮上しており、5月27日にはトヨタと地元パートナーKirloskarsの代表が会談、最終決定が下されるもようだ。 消息筋によれば、6月初旬に正式発表がなされ、その際、出資構成も明らかにされるものと見られるが、トヨタは80%のシェアを欲しているようだ。車種は多目的車輌のキジャンが予定され、70%の地元部品使用率達成が目指される。多目的車輌であれば、技術的にボディーの製造もインド国内で手がけることができ、価格は80万ルピー前後になる見通しだ。 トヨタはほんの1カ月前まではタミールナド州とウッタラプラデシュ州ノイダに強い関心を示していたが、Kirloskarsがカルナタカ州マイソールを拠点としていることから、急速にカルナタカ州に傾斜したと言われる。トヨタはキジャンの6つのバージョンの製造をインドで手がけ、その結果を見た上でよりポピューラーな車輌の製造も検討する考えのようだ。 一方、Kirloskarsはトヨタと組んで、ディーゼル・エンジンの製造にも乗り出す計画とされ、傘下のKirloskarsオイル・エンジニアリングが精密エジニアリング領域への進出を図っているのは、同社がより幅広い部品製造事業を目指している証左と言う。(IE:5/21)