1997-05-27 ◆<星>半導体機器のMIT、事業拡張計画 【シンガポール】半導体機器製造のマニュファクチュアリング・インテグレーション・テクノロジーズ(MIT)は半導体市場の世界的な不振にも関わらず、昨年も業界の平均8%の成長を上回る15%の営業額の伸びを記録、マージンも健全な30%を実現した。 トニー・クォン重役(MD:41)によると、昨年は受注が比較的良好だった上、世界的な市況後退を配慮して、人員を抑制したことから、結果的に利益率の改善を見た。顧客からの納期繰り延べ要請等で、売上げの伸びは鈍ったが、何とか在庫は一掃、このため今や需要に応じるためフル操業を行っている。 業界アナリストは半導体機器市場の10%の下降を予想しているものの、MITは、昨年の50台を上回る80台を今年は販売、最低65%増、3000万Sドルの売上げを見込んでいる。 当初レーザー・マーキング・マシーンを主に製造していたMITは今ではフル・レーンジの機器を手がけ、イノベーション・デベロプメント・スキーム下に150万Sドルの政府補助を得て独自の機器の開発も手がけている。 アンモーキオ工場のスペースを2倍の2万4000平方フィートに拡大する計画の同社は、マレーシアに2つ、フィリピンと台湾に各1つの販売/支援拠点を有し、マレーシアには別に機械部品の合弁工場を設けている。同社はマレーシアにおける既存合弁工場の拡張、フィリピン工場の建設、ペナンにおける半導体業界向け設計/製造施設の新規開設を準備、1999年にはシンガポール証取(SES)に上場する計画だ。(BT:5/26)