1997-06-03 ◆<星>今年の1人当たりGDP、米独を凌駕も 【シンガポール】シンガポールの国民1人当たりの国内総生産(GDP)は今年3万米ドルを突破、米国やドイツを追い越す見通しだ。 スイス拠点のインターナショナル・インスティテュート・フォー・マネージメント・デベロプメントが発表した“ワールド・コンペティティブネス・イヤーブック1997”によると、1996年のシンガポールの1人当たりGDPは2万8472米ドルで、スイス、ルクセンブルグ、日本、ノールウェイ、デンマーク、ドイツ、米国に次いで8位にランクされた。シンガポールは既にオーストラリア(9)やスウェーデン(10)を上回っており、香港は15位、マレーシアは33位、タイは41位にランクされた。ST紙が今年の経済成長率を7%として計算したところ、シンガポールの1人当たりGDPは、人口の自然増加を配慮しても3万米ドルの大台を突破、米国とドイツが、ベスト・シナリオとされる4%と2%の成長を実現しても、依然としてシンガポールに追い越される。シンガポール政府は今年の経済成長率を5~7%と予想しているが、多くのエコノミストやアナリストが更に高めの成長率を予想していると言う。(ST:6/2)