1997-06-03 ◆<印度>Ispat、EnronとLNG購入交渉 【ムンバイ】IspatインダストリーズはEnronインターナショナルの完全出資子会社と、液化天然ガス(LNG)の購入交渉を進めている。 IspatはLNGを、海綿鉄工場で用いる天然ガスの代替品にする計画だ。Ispat筋によると、LNGを使用することにより燃料コストを20~25%節約できる。また天然ガスの供給不足もLNGを使用する理由の1つと言う。 Ispatがムンバイ近郊Dolviに設けた総合製鉄所は、年産100万トンの海綿鉄プラントのために125万立米の天然ガスを必要としている。Ispatは同じ場所に年産300万トンのストリップ・ミルも建設中だ。海綿鉄の製造に天然ガスを用いるのは、インド国内ではEssarスチール、Vikram Ispatに続き3社目。 天然ガスには割当制が敷かれており、割当量は化学肥料業界が最大で、鉄鋼業界は最低となっている。このため少なからぬ企業がLNGの長期供給契約を結ぶことを希望している。こうした中でエンロンは最近、外国投資促進局(FIPB)の認可も得て、100%出資のLNG供給子会社を設立した。同子会社はグジャラート・ガスと共同でグジャラート州のLNG需給調査に乗り出している。(ET:6/2)