1997-06-09 ◆<星>シーゲート、30%生産削減の報道否定 【シンガポール】ディスク・ドライブ(HDD)メーカー、シーゲート・テクノロジーは6日、同社がハイエンドHDDの生産を30%削減したとの報道を否定した。 ジョーアル・ステッド重役(マーケッティング担当副社長/アジア太平洋地域MD)によると、シーゲートはハイエンド・ドライブの良好な需給バランスを維持しており、モービル製品のバランスも良好で、デスクトップ製品は引き続き需要が供給を上回っている。しかし同氏は生産削減が全くなされていないのかどうかについて確認を避け、現在の稼働率や生産能力に関してもコメントを控えた。 今期の売上げが前期を6~10%下回るとのシーゲットの発表がなされて以来、ウォール・ストリートでは同社株に対する売り圧力が高まっているが、ステッド氏はこの点に関して、関係発表はハイエンド・ドライブに対する需要が期待を下回ったことに基づくものと語った。しかし昨年同様、需要は9月には回復に転じ、業界全体としては20%の成長軌道を辿っていると言う。 地元の契約製造業者筋も「コンポーネント・レベルでの需要後退の兆候はなく、シーゲートの全般的出荷ユニット数は、昨年第4四半期のレベルを僅かに上回っているはず。30%は誇大で、そのような供給過剰はハイエンド・ドライブには全く見られない。とは言え昨年11月以来、生産規模の拡張を続けてきたことから、通常の需給バランスの調整が必要なことは確か」と指摘した。(BT:6/7)