1995-04-01 ◆<馬>有毒廃棄物投機に殺人罪適応 【ペナン/ジョホール・バル】マレーシア警察は有毒廃棄物のダンピング行為を既存刑法の下、“殺意無き殺人”として処理する方針だ。 ペナン州警察のダト・サレー・マト・ソン長官によると、当局はこの種の違法行為に対して拘留、起訴等の法的措置を採る方針で、有罪が判決された者には最高20年の懲役及び罰金が科されることになる。先週はドラム缶41本に詰めた青酸カリ2.05トンを観光地のパンコール島に投棄した企業としてペナン拠点のScientific Chemtax Sdn Bhdの名が公表されたが、今週火曜にはドラム缶28本に詰めた3700リットルのトリクロロフッ素メタンをサッカー場付近に投機したのが多国籍企業のキャリアー(M)Sdn Bhdであったことが明らかになったとの報道もなされた。これ以前にロー・ヒエンディン科学技術環境相はこの種の違法行為の責任者には懲役刑が科されると語っていた。 一方、ラフィダ通産相は、この日催されたスミトモ・エレクトリック・インターコネクト・プロダクト(M)Sdn Bhdの開所式後、ヌグリ・スンビラン州ブキナナスの中央有毒廃棄物処理場の建設請負会社が早急に着工しないなら、他の企業と改めて契約を結ぶ政府の方針を明らかにした。 またペナン州のコー・ツークン首席大臣がこの日明らかにしたところによると、同州政府は適当な場所に有毒廃棄物の貯蔵所を設け、州内の中小企業の廃棄物を収用する計画と言う。(ST,LZ:3/31)