1997-06-28 ◆<星>LCDメーカー、今年は好業績期待 【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の液晶ディスプレー(LCD)製造会社、IDTホールディングズは年初2カ月の受注が昨年同期を20%上回ったことから、今年は好調な業績を期待している。 IDTのBary Buttifant重役(MD)によると、同社が法人化された昨年1月10日から今年3月末までの間の純益は、前年度12カ月間のそれを、43%上回る1180万Sドルに達し、営業額は27.2%増の9630万Sドルを記録した。北米市場は今年は二桁成長が見込め、これは今年3月末までの2.5%の成長を大きく上回る。 北米市場は昨年度の同社売上に24%貢献、欧州市場は55%、アジア太平洋地域は21%貢献した。欧州とアジアにおける売上は30%と50%の成長を見た。北米市場の低成長は価格競争等、厳しい市場環境に伴うもの。 IDTは欧州に5カ所、上海と日本に各2カ所、マーケッティング・オフィスを開設、売上と市場シェアの拡大に努めている。 レーモンド・チャン会長によると、今年は65種類の新製品を発表する予定で、研究開発(R&D)には売上の2~3%を投じている。 IDTは測定/タイミング/ヘルスケア/その他のLCD製品を主に相手先商標ベースで製造しているが、独自のオレゴン・サイエンティフィック・ヒュージア商標の製品売上は営業額の20%を占めている。(ST:6/26)