1997-06-30 ◆<星>エクソン、170MW発電施設建設 【シンガポール】エクソンは20億米ドルを投じてアイル・チャワン島に建設する石油化学コンプレックスに、170MW(メガワット)の発電施設(コジェネレーション)を設け、同コンプレックスの75-80%の電力需要を賄う。 新発電施設は島上の既存製油所や最近着工された11億Sドルの芳香族プラント、今後建設されるその他の石油化学プラントに電力を供給する。エクソン・ケミカルのケン・ロバートソン上級副社長によると、スチーム・クラッカーの一部として建設されるコジェネレーション施設は、経営コストの削減に役立つ。同氏は投資額に触れなかったが、業界筋は1億7000万米ドル前後と予想している。 エクソンはまた余剰水素を利用した水素化分解装置により、潤滑油原料の基油を製造することも検討している。しかしコストが嵩むことから、同プロジェクトの実現の可否は、アジアにおける潤滑油市場の成長の如何にかかっている。観測筋は水素化分解装置のコストを9億Sドル以上と予想している。 石油化学コンプレックスの建設は埋め立て工事が完成する1998年半ばにスタート、2000年半ばの稼働が目指されていると言う。(BT,S:6/28)