1995-04-04 ◆<星>エプソン、プリンタ直販方式導入 【シンガポール】エプソン・シンガポールは先週、13年間に及ぶ再販業者を通じた販売方式を改め、直接顧客にその製品を販売する方針を発表した。 エプソン(S)社幹部によると、同方針は顧客の希望に添ったもので、昨日(4/3)からOUBセンターのショールームで全てのモデルのプリンタ製品とカラー・ノートブック新モデルの販売が開始された。これまで同ショールームではプリンタ・リボン等の付属品のみが販売されていた。しかしパーソナル・コンピュータ(PC)に関しては支援サービスやソフトウェアー等のサーポートを必要とするため、これまで同様再販業者を通じて販売される。またディストリビュータ10社を通じたプリンタの販売も継続される。同幹部は今回の決定が競争過熱の中でマージンを改善するため措置との推測を否定した。取り分けインク・ジェット・プリンタ領域におけるヒューレット・パッカード(HP)やキヤノンとの競争激化で、過去1年間にプリンタ価格は20~40%下降した。データクウェストの調査では、昨年カラー・インクジェット・プリンタ部門ではHP社がシンガポール市場のほぼ50%のシェアを占めトップ、キヤノンが3分の1で2位、エプソンは16%で3位につけた。エプソン幹部は今年第1四半期の販売台数では同社がトップに立ったと語るが、業界筋はインクジェット・カラー・プリンタ1モデルだけのエプソンがトップを占めることは有り得ないと評している。(BT:4/3)