1997-07-15 ◆<星>K6チップの使用拡大:ディジタル社長 【シンガポール】ディジタル・イクウィップメント・コープ(DEC)は今後一層、ADM(アドバーンスト・マイクロ・ディバイシス)のK6チップを使用する方針だ。 DECのロバート・パーマー社長兼CEOが先週当地で催されたアジア・パシフィック・リサーチ・ラブ(APRL)の開所式後マスコミに語ったところによると、K6チップを用いることにより、DECは顧客に(インテルのチップを用いた場合に比べ)14%低コストな製品を提供できる。これは同社の2プラットフォーム、3オペレーティング・システム戦略に沿ったものである。2プラットフォームはアルファーとX86の両技術を指し、K6はX86技術を応用している。 DECはインテルとの訴訟が生じる以前にK6の使用を決めた。インテルとの訴訟に関しては、その立場を後退させる考えはないが、2~3年に及ぶ高価な裁判よりは話し合いによる解決を望む。しかし何らかの解決策が見いだされない限り、結局は裁判で決着をつける他ないとの見通しも抱いていると言う。 DECは広帯域ネットワーク“シンガポール・ワン”を新技術の提供の場、あるいは試験場と見ている。APRLは非同期転送モード(ATM)ネットワーク、ワイヤレスLAN、ネットワーク・コンピューター(NC)を含む、シンガポール・ワンのゴールに欠かせぬ新技術の開発をリードすると言う。(BT:7/14)