1997-07-21 ◆<印度>通信市場開放でエリクソンに最大の恩恵も 【ストックホルム】インド政府が他の政府系企業8社同様、Videsh Sanchhar Nigam Ltd(VSNL)に対する管制を解き、自由化するなら、スウェーデンのテレコム・ジャイアンツ、エリクソンが最大の恩恵を受けることになりそうだ。 スウェーデンの経済紙Finansiidningonが伝えたところによれば、エリクソンはインドの電気通信市場、取り分け国際通信領域に強力なプレゼンスを築いており、同領域はこれまでVSNLにより手がっけられてきた。VSNLはその独占権に関わらず、高収益が見込める国際通信事業から利益を上げることができず、それに引き替えエリクソンは100%のシェアを享受している。 VSNLに対する政府の管理が解かれた後、国際通信機器の需要急増が見込めるが、VSNLはエリクソンが現在握っているシェアを浸食することはほとんどできない。しかしVSNLは国際資本市場から資金を調達、国際通信の枠を乗り越えた業務の拡張が可能だ。 エコノミストらによれば、インドの政府系企業9社は今や自由に内外の投資家と提携し、それ自身を再編することができると言う。(ET:7/19)