1997-07-22 ◆<印度>政府、鉄鋼輸出拡大目指し戦略再構築 【ニューデリー】国内鉄鋼産業の昨年の業績は極めて低調だったが、国際鉄鋼価格に復調の兆しが生じる中で、インド政府はその戦略に見直しを加え、鉄鋼輸出の拡大を図る計画だ。 鉄鋼省のJ.K.Bagchi次官によると、鉄鋼国際価格に回復の兆しが生じた今が輸出政策を練り直す最良の時機と見られ、同省は今週にも主要鉄鋼会社代表と会見、実状の把握を図る。政府は先週土曜の閣議で鉄鋼輸出促進計画予算として5クローの支出を認めた。スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)筋によると、昨年の鉄鋼業界の不振の主因は、期待通りの輸出需要が生じなかったためだが、SAILは今年は総生産の15%、タタ・アイアン・アンド・スチール・カンパニーは同20%、Essarスチールは同25~30%の輸出を目指している。鉄鋼省は第9次5カ年計画期間中に鉄鋼600万トンの輸出を目指している。(IE:7/21)