1997-07-22 ◆<印度>多目的車両市場の競争加熱 【ムンバイ】インド最大のトラック・メーカーTelcoはリセッションにより深刻な打撃を受けているが、同社の多目的車両Sumoは今年4-6月の第1四半期に、前年同期比53%増の1万1000台を販売、ライバルのマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)に差を付けた。 M&Mのアーマダと5ドア・ハード・トップのコマンダーの同期の売り上げは合計4000台にとどまり、6000台の目標は達成できなかった。 ちなみに昨年通年のSumoの多目的車両市場シェアは都市部では80%台に達したものの、農村部では依然無視されるほどのシェアにとどまり、平均すると前年の21%から31%に拡大した。これに対してM&Mの全国市場シェアは52%で、トップの座を維持した。 M&Mはアーマダ・エンジンのハイノイズに対する苦情もあって、今年第1四半期には月間生産台数を1400台に縮小したが、8月には改良型を市場に投入、月間生産台数も2000台に引き上げる。そして10月にはグランド・アーマダを投入して、Sumoデラックスに対抗、月間生産台数も2500台に更に引き上げる。 これら既存プレーヤーはまた新参ランド・ローバーのディスカバリ・モデルやトヨタKeijangの挑戦を受けることになる。(ET:7/21)