1997-08-04 ◆<馬>AMD、ペナンをスーパーMPU製造拠点に 【ペナン】アドバーンスト・マイクロ・デバイシス・インク(AMD)は、ペナンを最先端のK6-MMXマイクロ・プロセッサー(K6)の製造センターにする方針だ。 AMDのジェリー・リンチ副社長(日本・アジア太平洋地域マーケッティング担当)によると、最近2000万米ドルを投じて設けたK6製造工場に更に2000万米ドルを投じ、K6の生産ラインを1999年までに6本に増やすとともに、C4の製造施設を増設する。 昨年IBMからライセンスを獲得したC4は最先端のMPU(マイクロ・プロセッサー・ユニット)技術で、MPUチップの機能と信頼性を高め、製造コストを引き下げる。AMDはペナン以外にC4製造施設を設ける計画はなく、ペナンは北米を除けば、世界最大のC4センターになっている。 K6の製造能力は第2四半期の35万ユニットから1997年第3四半期までに100万~200万ユニットに引き上げられる。世界のMPU市場の20~30%のシェア獲得を目指す同社は、向こう数年も自動化施設に継続投資を行う。ペナン工場のK6製造能力は1998年には2000万ユニットに達する。またペナンは1999年に発表されるK7の製造センターにもなる。 K6の製造能力の拡大で、AMDの第3四半期営業額は第1四半期の5億5200万米ドル、第2四半期の5億9500万米ドルから大幅に拡大する見通しだ。 AMDはまた同社にとって5番目のウエハー製造拠点を物色している。第5ウエハー・ファブは2003~2005年に稼働する予定で、アジアのいずれかの国に設けられると言う。(STAR:8/2)