1997-08-05 ◆<馬>バクン・ダム、融資問題にも直面:ティン氏 【クアラルンプル】バクン・ダム・プロジェクトは、主請負業者アセア・ブラウン・ボベリ(ABB)コンソーシアムとの間で結ばれた契約が銀行融資の担保に利用できないことから融資問題にも直面している。 バクン・プロジェクトのプロモーターを務めるEkran Bhdのティン・ペクキイン会長によると、ABB側が主張するプロジェクト・コストの超過問題は、136億Mドルのプロジェクトの銀行融資が受けられないことに比べれば些細な問題である。銀行融資の道が断たれれば、プロジェクトを遂行することはできない。プロジェクトはどうしても実行されねばならないから、ABBとの交渉が妥結しなければ、政府が介入し、請負業者を交替させることもあり得ると言う。 そのようなことになれば、プロジェクトの名声に傷はつかないかとの質問にティン氏は、「ABBとの契約内容は知らぬ間に変更されていた」とするとともに、「外国人がやって来て詐欺を働こうとするのに、騙されてやる必要があるのか」と反問した。 一方、レオ・モギー エネルギー通信郵政相によると、EkranとABBは先月24日の話し合いが物別れに終わった後、2週間後に再度会議を催すことを約束しており、仮に次回の会談でも協議が妥結しなければ、政府が介入する可能性があると言う。(STAR,MBT:8/4)