1997-08-11 ◆<星>建材会社G&W、公募資金で事業拡張 【シンガポール】地場建設/不動産会社コー・ブラザー・グループ傘下の建材会社G&Wグループはシンガポール証取(SES)上場を目指し、額面10Sセントの新株2700万株を公開、1270万Sドルを調達する。 G&Wのアラン・タン重役(ED)が7日発表したところによると、内公募に付されるのは1080万株で、1株50Sセントでオファーされる。公募分の内の270万株はグループ管理職や職員及び取引先のために留保される。機関投資家には既に810万株が1株55Sセントでオファーされており、こちらは全て引き受けられた。この他810万株が既存株主に割り当てられる。 調達した1270万Sドルの内、420万Sドルは新工場の建設や設備購入に、610万Sドルはマレーシアにおける設備賃貸ビジネスに、240万Sドルは運転資金に当てられる。 G&Wの中核ビジネスは生コン/コンクリート建材の製造/販売と建機の賃貸で、シンガポールのコンクリート製品市場の7.5%のシェアを握っている。同社は主にシンガポール国内に生コンのバッチング工場15、ミキサー車137台を所有しており、シンガポールにおける新たなバッチング工場の建設や5~10台のミキサー車の補充を計画している。 G&Wは先月、クアラルンプルに新オフィスを開設、コンクリート・ポンプの賃貸ビジネスを開始したが、別に設備保守センターを設け、新オフィスをバックアップする方針だ。この他、中国の上海/審陽、インドネシアのバタム島における生コン事業に480万Sドルを投資している。 G&Wの営業額は1992年の4500万Sドルから昨年の9700万Sドルに年率23%成長、税引き前利益は70万Sドルから500万Sドルに年率63%の成長を見た。 シンガポール国内の地下鉄(MRT)東北線の建設や石油化学基地ジュロン島の造成に伴う道路建設等で同社の製品/サービスに対する需要の拡大が期待できると言う。(ST:8/8)