1997-08-19 ◆<星>高速モデムは、K56flexに軍配? 【シンガポール】アナログ・ダイアル・アップによる現状では最高速(毎秒56キロビット)のインターネット・アクセスを可能にするモデムは、K56flexとX.2の2つのスタンダードを有するが、シンガポールのインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)は、前者の採用に傾いている。 8月以前には地場ISP3社中シングネットはX.2を、パシフィック・インターネットは56flexをそれぞれ採用していたが、8月1日からは、シングネットがK56flexをカバーした上、新たにサイバーウェイもK56flexによる接続サービスを開始した。 この結果地場ISP3社がいずれもK56flexをサポートしているのに対してX.2によるダイヤル・アップ接続サービスを提供しているのはシングネットのみになった。サイバーウェイは双方のスタンダードをカバーする意向を表明しているものの、需要動向次第のようだ。パシフィック・インターネット幹部は異なるスタンダードを共にカバーするには、2つのシステムを構築する必要がありコストが嵩むとしている。 国際電気通信連盟(ITU)は来年初には、いずれの方式を国際スタンダードにするか決定する見通しだが、X.2スタンダード・モデムを製造するUSロボティクスを傘下に収めた3Comの幹部は、X.2モデムはソフトウェアにより如何なるITUスタンダードにもアップグレードできると保証した。またK56flexモデムを製造しているヘイズ社の幹部もITUが方針を決めれば、如何なるスタンダードでも無料でアップグレードに応じるとしている。(BT:8/18)