1997-08-29 ◆<印度>モダーン、転換社債でPTA事業資金調達 【ムンバイ】モダーン・グループの野心的な1700クロー石油化学プロジェクトの命運は、転換社債による220クローの調達の成否にかかっているようだ。 米国のフォースター&ウィーラーと共同でグジャラート州Bharuchにおけるパラキシレンと純粋テレフタル酸(PTA)の製造計画を進めるModern Threads Ltdは、高い他人資本比率を引き下げるためにも先ず自己資本を拡張せなばならない。国内金融機関は600クローの借款を原則的に認めているが、自己資本比率を拡大した後、初めて同借款も導入できる。しかしながら公募計画はインド証券局(SEBI)の認可が得られず、2度にわたり延期、プロジェクトの実行も丸1年遅延している。 こうしたプロジェクトの遅れから金融機関の間には、この種の資本集約事業を手がけるグループの能力に懐疑を抱くものも出ているが、モダーン・グループのH.S.Ranka会長は、株主割当方式による220クローの転換社債の発行でプロジェクトを軌道に乗せることができると楽観的見通しを示した。 発行価格100ルピー、17%のクーポン付き社債は11-12月の間に発行される予定だ。ランカ会長によれば、300クローの公募計画は、プロジェクトが完成後に実行される。これにより投資家は同プロジェクトの潜在性を見極めた上で自信をもって投資を行うことができると言う。(ET:8/28)