1997-09-01 ◆<星>ダウンタウン・ホテルの使途変更を禁止 【シンガポール】国家開発省とシンガポール観光局(STPB)は先週土曜(8/30)、ダウンタウン及びパヤ・ルバル地区のホテルを他の用途に再開発することを禁止する新規則を発表した。 オーチャード・ロード・コリドー、マリーナ・センター、ブギス・エンターテーメント・ディストリクト、シンガポール・リバー・コリドーから成るセントラル地区がホテル・コア・エリアに、またパヤ・ルバル地下鉄(MRT)駅周辺がセカンダリー・ホテル・エリアに、それぞれ指定された。 国家開発省及びSTPBのスポークスマンによれば、シティー・キー・エリアのホテルを他の用途に転換すれば、これらの地区の活力に悪影響を及ぼすため、これらの地区の既存ホテルや将来建設されるホテルを他の用途に転換することを禁止する。パヤ・ルバル地区には今のところホテルは存在しないが、シティーに近接し、将来ホテルを建設し得る多くの空き地が存在するため、セカンダリー・エリアに指定したと言う。 シンガポールには現在ホテル客室2750室が存在するが、一連のコンドミニアムへの再開発プロジェクトが認可されたことから、縮小が見込まれる。政府は引き続きホテル開発用地を放出するが、ホテルのコンドミニアム等への転換の風潮が持続すれば、1000万人の旅行者の需要に応じるのは困難になる。シンガポールが2000年までに誘致を目指す1000万人の旅行者の需要に応じるには、3万室のホテル客室を確保する必要があると言う。(ST:8/31)