1997-09-02 ◆<星>今年は電子取引の分水嶺に:HP副社長 【シンガポール】今年は実用に耐える最初のモデルの登場により、エレクトロニク・コマース/バンキングの分水嶺になる見通しだ。 ヒューレット・パッカード(HP)社のグレン・オサカ副社長兼GMによれば、既にシスコやデルはアマゾン・コムを用い、インターネットを通じたセールスで成果を上げており、エレクトロニク・バンキングのモデルも西欧とアジアの双方で年内に登場するものと見られる。 最近ヴェリフォーンを買収したHP社は、コンピューティング、コミュニケーション、メジャメントのいずれの領域においても指導的技術を掌握、既に同社の大部分の製品がウェブに対応している。電子取引ソルーションを消費者次元にまで引き下ろすバックボーン・インフラをHP社にもたらしたヴェリフォーンの13億米ドルの買収をアレンジしたとされるオサカ氏は、先週HP社が当地で催した“シナジーズ97”展示会議で基調演説を行った。 HP社のリム・チョンプン重役(シンガポール担当GM)によると、同社の支援下にインターネット・バンキング・システムを構築したマレーシアのフィレオ・アライド・バンクは、同システムを通じて僅か3カ月間に少なからぬ新規口座契約を獲得、ほぼ10支店をオープンしたに等しい成果を上げた。HP社はNT、Unix双方のプラットフォームを通じたウェブ・ソルーションを提供しており、東南アジアにおける関係市場の90%のシェアを握っていると言う。(BT:9/1)