1997-09-02 ◆<星>GEMSで官僚主義の温床を一掃? 【シンガポール】ガバメント・エレクトロニク・メール・システム(GEMS)は、これまで官僚主義の温床とされた膨大なペーパー・ワークを一掃、あるいは一掃しつつあり、公務員の負担を大幅に軽減した。 ガバメント・イントラネットの構築を担当した国家コンピューター局(NCB)の情報技術(IT)サービス子会社、ナショナル・コンピューター・システムズ(NCS)の幹部によると、これ以前には政府各部門は共通の電子メッセージ・システムを備えていなかったため、相互のコミュニケーションに支障を来したが、GEMSの登場でこうした問題も解消された。最近はFAXさえも電子メールにその地位を譲ったため、ペーパー・コミュニケーションは希になっている。例えばこれ以前のイントラネットでは、多くのマニュアルが手作業でアプデートされねばならなかったが、今ではたった一人がイントラネット上のシングル・ドキュメントをアップデートするだけで足りるようになった。 昨年6月に正式スタートしたガバメント・イントラネットは現在全ての省と複数の法定機関をカバー、目下全ての法定機関や教育機関にまでネットワークを拡大する努力が続けられている。またGEMSのユーザーは現時点で2万人だが、10万人の需要に応じられると言う。(BT:9/1)