1997-09-02 ◆<星>ホテル業界も16%の人員不足に直面 【シンガポール】シンガポールのホテル業界は16%の人員不足に直面、頻繁なリクルート活動に関わらず、人員の適正レベルを確保できない状況にある。 シンガポール・ホテル協会(SHA)によれば、長時間で不規則な勤務、遅い昇進、低い初任給が嫌われ、同業界に新規就業する労働者は極めて少ない。シンガポールのホテル業界はこれまでマレーシア人の雇用により、こうした不足を補ってきたが、今ではマレーシアもホテル・ブームで同ソースも枯渇したと言う。 統計局の資料によれば、1995年には国内のホテル数は前年比10%増加し166軒に達したが、同業界の従業者数は2万9742人に、僅か2%拡大したにとどまった。観光局(STPB)によれば、今年のホテル総数は201軒に達する見通しだ。 一方、1994年と1995年にはホテル従業者の給与は年率9.5%上昇した。給与支払いはホテル営業コストの40~50%を占めることから、ホテル業界は今年の営業コストが5~7%アップすると見ている。こうした中で1995年のホテルの平均営業利益は前年比5.1%減の380万Sドルにとどまった。(BT:9/1)