1997-09-11 ◆<馬>英国セメント会社、製造能力を2倍に拡張 【ロンドン】英国最大のセメント会社ブルー・サークル・インダストリーズ(BCI)は、メガプロジェクトの繰り延べで建設業の先行きが懸念される中、マレーシアにおける生産規模を2倍以上に拡張した。 BCIのキース・オーレル・ジョーンズ重役(CEO)がファイナンシャル・タイムズに語ったところによれば、短期的に成長が鈍化することが有っても、マレーシアがリセッションに陥る恐れはない。譬え国内総生産(GDP)が今後4年間3.5%のレベルに下降しても、現在計画されている新規設備能力は全て吸収できる。繰り延べが予定されているバクン・ダムや北部国際空港建設計画等のメガプロジェクトは、向こう5年間に計画されているインフラ事業の20%を占めるに過ぎないと言う。 BCIが26%出資するアソーシエーテッド・パン・マレーシアン・セメントの年産能力は、イポーに建設したキルンが来週稼働すると、現在の180万トンから400万トンに拡大する。 BCIのマレーシア及びシンガポールの今年上半期の売上は28%拡大したものの、利益1670万米ドルに6%下降した。ジョーンズ氏によると、これは輸入セメントで供給不足を補ったため、マージンが下降したことによる。同社の株価は6月以来10%以上下降していると言う。(STAR:9/10)