1997-09-16 ◆<星>サン、ローエンド・サーバー市場に橋頭堡 【シンガポール】サン・マイクロシステムズは、先週火曜シンガポールでマイクロソフトNTベースのサン・エンタープライズ450サーバーを発売、ローエンド・サーバー市場に橋頭堡を築いた。 サンはこれ以前は大手企業等、多くのユーザーにより使用されるユニックス・システムを専ら手がけてきた。ハイ・パフォーマンス志向のハイエンド・ユーザーは値段に糸目を付けないが、ローエンド・サーバー市場ではマイクロソフトNTが急成長を遂げており、日本を除くアジア太平洋地域におけるNTシステム市場は昨年90%増の5億米ドルをマークした。これに対してユニックス・システムの市場は22億米ドルと、19%の成長にとどまっている。 サンはマイクロソフトのこうしたサーバー市場への強襲に乗じ、同社としては初のワーク・グループ・サーバー、サン・エンタープライズ450を市場に投入した。一般のワークグループが50ユーザーを超えぬのに対して、エンタープライズ450は数百人のユーザーに対応でき、値段もコンパックProliant並の1万4650米ドル。 サン社幹部によると、ワークグループ市場への進出は、ハイエンド市場からローエンド市場へのシフトを意味するが、ローエストエンド市場に進出する考えはない。ファイル&プリントのみのローエストエンド・サーバーは3000米ドルで手に入るが、サン450は、インターネット、イントラネット(インターネット技術をベースとしたプライベート・ネットワーク)、エクストラネット(イントラネットの企業間への応用)、エレクトロニク・コマース、データ・マーツ、モービル・アクセス等様々なアプリケーションに対応できると言う。 市場調査会社IDCの幹部によれば、インターネットやイントラネットがブームを呼ぶ中で、サン450のようなパワフルなワークグループ・サーバーは時代の要求に応じたものとコメントした。(BT:9/15)