1997-09-16 ◆<馬>政府の証券/外為市場危機対応にミス:首相 【クアラルンプル】マハティール首相は12日、首相官邸で内外のファンド・マネージャーと会見、最近の証券市場及び外国為替市場の不安に対する対応で政府がミスを犯し、それが原因で市場に波乱が生じた可能性が有ることを認めた。 マハティール首相はこれ以前には、Mドル及びマレーシア株式相場の暴落は外国投機家が市場を操作をしたためと厳しく非難したが、マレーシア政府は9月4日には異論の多い地元優良100銘柄に対する規制措置の撤回を宣言した。同措置の下、売り手は手持ちの株のみの売りを、買い手は即金による全額の支払いを義務づけられていた。 首相との会見後記者会見したファンド・マネージャーらの代表4人は、「マハティール首相の謙虚な発言は出席したファンドマネージャーに深い印象を与えた」と語った。首相は異論の多い市場規制措置を二度と採らないと約束したのかとの質問に、ファンドマネージャー代表は、そのような話し合いはなされなかったが、首相の発言は、そうした措置を採らないことを暗示していると語った。 しかしファンドマネージャー代表は、マレーシアの証券市場の回復にはなお一定の時間を要するとの見方を示した。それによると海外の投資家は現在投資すれば、より大きなリスクを負うと懸念しているためと言う。(IE.LZ,BT:9/15)