1997-09-16 ◆<印度>輸入PTA反ダンピング税に執行猶予 【ムンバイ】大蔵省はこのほど輸入PTA(純粋テレフタル酸)に対する反ダンピング税の適応の可否は、ポリエステル業界の意見も検討した上で裁定すると保証、ポリエステル業界のロビー外交が奏功した形となった。 これ以前に商務省はPTAメーカー、リライアンス・インダストリーズLtd(RIL)及びDMTメーカーのボンベイ・ダイングの陳情を受け、インドネシア、タイ、韓国産PTAに反ダンピング税を課すよう提案していた。 提案されたトン当たりのダンピング税は463~3375ルピーだが、業界筋によれば、反ダンピング税が課されなくても国内ポリエステル業界はコスト回収が困難な状況に有り、反ダンピング税が課されれば、原料コストが急騰するだけでなく、国外業者のポリエステル製品ダンピングの呼び水になる恐れもあると言う。 報じられるところによれば、韓国、タイ、インドネシアからの輸入PTAの価格はこれらの生産国における価格をトン当たり80~140米ドル下回るとされる。(IE:9/15)