1997-09-22 ◆<星>8月の国産非石油製品輸出5.5%アップ 【シンガポール】シンガポールの国産非石油製品輸出は8月も5.5%のプラス成長を維持したものの、アナリストらの予想の半分にとどまったことから、株式市場に影響が生じるものと予想されている。 今年6月と7月に8.8%と6.7%の連続2カ月のプラス成長が記録された後だけに、また昨年8月に6.4%のマイナス成長が記録されていたことからも、8月は二桁成長は間違いないものと広く信じられていた。ストレーツ・タイムズがアンケート調査したアナリストら10人の平均成長予測値は11.2%、ブルームバーグの同様の調査でも平均11.5%の成長が見込まれていた。 貿易開発局(TDB)が先週土曜発表したところによれば、8月の国産非石油製品輸出は74億Sドルと、昨年同期比5.5%の成長を見た。 8月には半導体輸出の伸びが23.1%と引き続き堅調で、プリント基板アセンブリーも13%の成長を見た。しかしディスク・ドライブ輸出は僅か1.7%の低調な伸びにとどまり、同月の国産非石油製品輸出全体の足を引っ張った。 国産非石油製品の国・地域別輸出動向を見ると、米国向けが10.5%、マレーシア向けが3.4%、香港向けが22%アップしたものの、欧州連合(EU)向けは連続2カ月20%以上の伸びを見た後、8月はマイナス成長を記録した。 8月の国産石油製品輸出は3.6%減の11億6700万Sドル、中継輸出は7.2%増の64億7200万Sドルで、総輸出は5.4%増の151億Sドルとなった。輸入は15.1%増の166億Sドルをマーク、特に非石油製品輸入の14.1%の伸びには、国内業界の旺盛な電子部品需要が反映されている。 UBS証券のアナリストは、製造業の市況、特に6-12カ月後の製造業の輸出動向を占う指標とされる純輸入(総輸入から再輸出を引いた値)が20.3%の成長を遂げたのは、明るいニュースと指摘した。(ST,LZ:9/21)