1997-09-29 ◆<星>電子銘柄、揃って値上がり 【シンガポール】米国における電子部品発注額の上昇やエレク&エレテク・インターナショナルCoの増益報告等で、待望の電子業況の回復基調が顕在化したことから、シンガポールの電子銘柄は先週金曜軒並み値上がりした。 シンガポール証取(SES)上場の28電子銘柄をモニターするブルーグバーグ・シンガポール・エレクトロニクス・インデックスは4.08ポイント、あるいは2.45%上昇、7月28日以来の最高170.08をマーク、大引けは164.69だった。 米国商務省は先週木曜、8月の電子部品発注額が月間ベースで5月以来初めて前月を上回り、しかも28.4%の大幅な上昇を見たと発表した。ちなみに米国企業はシンガポール製電子部品の最大のバイヤー。シンガポールに対する米国からの注文が増勢に転じたことは、プリント基板(PCB)メーカー、エレック・エレテクの6月期通年の純益が予想を上回る21%の上昇を見たことで、裏付けられた。同社の株価は7.5%高の60米セントで引けた。 ブルームバーグ電子株価指数の46%の比重を占める世界のトップ・サウンド・カード・メーカー、クリエイティブ・テクノロジーの株価も、証券会社ロバートソン・スティーブンズ&Coが、その評価を買いに改めたことも有って、シンガポール市場で4.53%高の39.30Sドル、米国市場で3.51%高の23.94米ドルを付けた。 電気通信事業にも関わるPC(パソコン)メーカー、IPCコープの半期利益は3倍以上の1880万Sドルに達し、株価も8.8%高の37セントをマークした。 半導体機器のアドバーンスト・システムズ・オートメーションは46セント高の4.40Sドル、半導体検査機器のサンライトは27セント高の2.52Sドルを、それぞれマークした。(BT:7/27)