1997-09-30 ◆<星>政府がPC市場の主要バイヤーに 【シンガポール】シンガポール・ワンやIT(情報技術)マスター・プラン・フォー・エデュケーション等のプロジェクトに牽引され、シンガポール・コンピューター市場の主要バイヤーとして政府が急浮上している。 コンパックのタン・コクヒン重役(ASEAN/南アジア担当MD)によると、これまで政府の取引量は市場全体の5~6%を占めるに過ぎなかったが、今年は12~15%に達する見通しだ。ノートブック、デスクトップPC(パソコン)、サーバーの国内市場規模は今年は約40万ユニット、15億Sドルと見積もられる。 政府はITマスタープランの下、向こう5年間に教育用途だけでハードウェアー及びソフトウェアーに20億Sドルを投資する計画で、タン氏は今年のこの方面のノートブック、デスクトップ、サーバー等の需要が5万台に達すると予想した。 国家コンピューター局(NCB)は最近4000万~7000万Sドルと見積もられる1997/98年度のPC購買入札を募集した。同入札でヒューレッド・パッカード(HP)とエイサーはデスクットップ合計約1万4000台、コンパックはサーバー400台、HP/IBM/東芝3社はノートブック合計5000台、HPはレーザー/インクジェット・プリンター、SComはインターフェースカードの納入契約を獲得した。 HP社のフィリップ・チュア重役は「政府は今や大きなITバイヤーで、誰も同市場を無視できなくなった」と指摘した。(BT:9/28)