1997-10-03 ◆<馬>包装材料のトングアン、輸出市場開拓目指す 【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を来月に予定するプラスチック 包装材料メーカー、Tong Guan Industries Bhd(TGI)は一層の設備拡張を通じて輸出市場の開拓に力を入れる。 TGIのアン・プンチュアン重役(MD)が1日催された公募幹事指名契約調印式後語ったところによると、目下同社は子会社4社の5つの工場(スガイプタニ3/コタキナバル2)に合計2000万Mドル以上を投資している。工業用包装フィルム/一般用途のプラスチック・バッグ/保護シート等のプラスチック製品部門が営業額の58%、コーヒー/茶等の食品飲料部門が同25%、紙/その他の製品部門が同16%を占めている。 TGIは今年8月に1000万Mドルを投じストレッチ・フィルム・マシーンを導入したが、さらに450万Mドルを投じてトングアン・プラスチックス&ペーパー・インダストリーズSdn Bhdのスグイ・プタニ工場に新設備を導入する。これにより年間製造能力は8000トンから、更に20%拡大される。1997年12月期の営業額は、同8000トンの年産量を基準にすれば、9100万Mドルに達する見通しだ。 TGIは昨年プラスチック包装材製品の16%を日本、欧州、シンガポール、オーストラリア、ブルネイ、米国等に輸出したが、今年は20%、来年は25%に輸出比率を拡大する計画だ。 故アン・トングアン氏とその2人の子息が1942年に設立したTGIは、当初は資本金50Mドルで、888ブランド弱のお茶の販売を行っていたが、今ではマレーシア国内で消費されるお茶の10分の1に相当する年間750トンを商っている。 TGIは今回額面1Mドルの新株270万株、譲渡株957万株を、1株3.25Mドルで公開する。これに伴い同社の払込資本は2700万Mドルに拡大すると言う。(STAR:10/2)