1997-10-10 ◆<星>8月の電子産業成長率3.7%に鈍化 【シンガポール】シンガポールの8月の電子産業成長率は3.7%に鈍化、電子市況の回復基調が依然不安定なことを印象づけた。電子産業の成長率は6月に11.3%の急成長を見た後、7月には9%に鈍化していた。年初8ヶ月の電子業生産は依然として0.5%のマイナス成長にとどまっている。 電子部門は製造業生産の46%を占め、製造業は国内総生産(GDP)のほぼ4分の1に貢献している。このため電子業況はシンガポールの経済動向を占うバロメーターと見なされている。 経済開発局(EDB)の発表によれば、ディスク・ドライブの生産の伸びは、以前ほどではないものの、健全なレベルを維持した。テレコミュニケーション関連製品と半導体製品の好調な成長は、パーソナル・コンピューターと消費用電子製品の生産下降により相殺された。 8月の製造業生産は全体として6.5%の成長を見た。中でも化学産業の成長率は30.1%(石油精製18.5%/薬品4.3%/工業用・特殊化学品13.1%/石油化学101.0%)の成長を見た。年初8ヶ月の製造業生産は僅か1%ながらプラス成長を回復した。(ST、BT。LZ:10/9)