1995-04-15 ◆<馬>首相、10年ごとの所得倍増公約 【クアラルンプル】マハティール首相は12日、“遠謀、公平、効率”を標榜する与党連合国民戦線(NF)の選挙宣言を発表するとともに、向こう25年間に年率7%の経済成長を実現、10年ごとに国民所得を倍増することを約束した。 NF議長を務めるマハティール首相は同宣言の中で、公平で効率的な中央政府の組織、民間企業界との緊密な協力、国家の持続的発展、各民族/宗教に対する公平な待遇、自信と崇高な道徳観を備えた新世代の育成、活力有る外交政策、自然環境の保護・改善、高度科学技術産業国家への飛躍、慎重な財政運営とインフレ抑制、国民生活の質的改善、行政改革を公約している。首相によれば、社会道徳や生活の素質を損なうことなく、これらの目標を達成することができ、西暦2020年には1人当たりの国民所得は今日の3200米ドルから1万6000米ドルに拡大すると言う。 マハティール首相はクアラルンプルのプトラ・ワールド・トレード・センターで以上の選挙宣言を発表後、野党イスラム党(PAS)が州政権を握るクランタン州の州都コタバルに赴き、与党の選挙運動を督励した。首相がコタバルを訪れたのは今週に入って以来2度目で、来週も全国キャンペーンの終了前に同州を訪れる予定だ。首相は野党の居城カンポン・ムロルの大衆を前にクランタン州のニク・アジズ・ニク・マト首席大臣及びPASのモハメド・サブ国会議員を名指しで非難、特にロンドン留学中の首相令嬢が泥酔したと称し、また令息のビジネス活動を中傷宣伝するサブ議員に証拠を示すよう要求、この種の卑劣な宣伝を行う者はイスラム教師の帽子を被るに値しないと厳しく追及した。(ST,LZ:4/13)