1997-10-31 ◆<星>新スキーム、精密工学会社のIT応用支援 【シンガポール】国家コンピューター局(NCB)とGintic製造技術研究所(GIMT)は地元業界の協力も得て、地元精密エンジニアリング会社の情報技術(IT)の効率的運用を支援する“プレシジョン・エンジニアリング・コンティニュアス・アクウィジション・アンド・ライフ・サイクル・サポート(Pecals)”と称するスキームを開発している。 同スキームの下、地元精密エンジニアリング会社は、最新のITツールや管理方式及び国際標準を用いて、社内や顧客及び納入業者との間の作業手順を改善することにより、生産期間の短縮、コストの節減、品質の向上を図ることができる。 スキームは2段階に分けて実行され、先ず1999年までに以下の3点がオファーされる。1)カスタマイズされたモールド設計用コンピューター・プログラム、2)ツール/ダイ/モールドの仕様や製品設計に関わる製造業者/顧客/納入業者間のインターネット・リンク、3)ダイ/モールド・メーカーとその顧客の間の3次元デザイン・モデルのリアル・タイムの交換。同段階のコストは500万Sドルで、半額がNCBのクラスター・デベロイプメント・ファンドにより補助される。 第2段階では2000年までに、以下の事項に関わるコンピューター化されたシステムが提供される。1)プラント・マニュファクチュアリングの過程におけるエンジニアリング上の頻繁な変更に関する関係各方面への指示、2)工場内における全生産工程のモニター。 精密エンジニアリング産業はシンガポール製造業の3番目に大きい部門をなし、同部門の約1000社が6万人を雇用、製造業生産の8%に貢献している。 NCBによると、Pecalsは設計から製造に至る所要時間を2分の1に短縮できると言う。(ST,LZ:10/30)