1997-11-01 ◆<星>LKN、ホテル・エクアトリアルの売却失敗 【シンガポール】ブキティマ・ロードに面したホテル・エクアトリアルの売却を目指すシンガポール証取(SES)上場のリム・カー・ガム(LKN)は、先月締め切られた入札が不首尾に終わった後も潜在的バイヤーとの交渉を続けてきたが、結局買い手を見いだすことができなかったようだ。 消息筋によれば、LKNは合弁パートナーを務めるデベロッパーも存在せぬことから、独自に同ホテルを再開発するものと見られる。同社が当局に申請した再開発計画がそのまま実行されるとすれば、8万432平方フィートの永久所有権付きホテル跡地には各2150平方フィートの豪華コンドミニアム71ユニットが建設されることになる。 LKNは1平方フィート(開発可能総床面積を基準)当たり800Sドル以上の値を付ける買い手を求めていたが、入札では期待した値が付かず、同社はその後入札者3社を含む潜在バイヤーと個別交渉を進めていた。同入札に参加したシティー・デベロプメンツ、ウィンタイ、DBSランド3社の提示価格は、平方フィート当たり700Sドル前後で、その後の交渉でも720Sドル以上には達しなかったようだ。 こうした中で、アナリストらはリバー・バリー・ロードに接したインペリアル・ホテルの売却計画にも懐疑的になっている。オーナーのHind Hotelsの提示価格は同上平方フィート当たり1000Sドル以上で、現在の市況からすれば高過ぎる。アナリストは「現実的レベルは700~750Sドル」と見積もっている。11万5360平方フィートの土地の75%はコンドミニアム、残りはホテルとして再開発することが、当局により認可されている。(BT:10/31)