1997-11-11 ◆<印度>カルナタカ州が第2の鉄鋼業ベルトに? 【バンガロール】カルナタカ州が認可を求めている総投資額6万クロー、年産1700万トンの製鋼事業にゴーサインが出れば、カルナタカ北部はビハール/西ベンガル地域に続くインド第2の鉄鋼業地帯になる。 豊富な鉄鉱資源を有するカルナタカ州は、少なくとも3件の大型総合製鋼事業を維持でき、同州の鉄鉱石は質的にもビハール/西ベンガル/オリッサのものを上回るとされる。 カルナタカ州ではジンダル・ビジャヤナガル・スチールLtd(JVSL)の160万トンの製鋼プラントが8月に試運転を開始した他、ムカンド・ビジャヤナガル・スチールLtdは、内陸ベラーリ/ホスペットの鉄鉱産出地に500万トン規模の平鋼プラントの建設を予定、川崎製鉄の協力も得、8年間に1万2000クローを投資する計画だ。 この他、ナガルジュナ・グループは200万トン規模の製鋼プラントをアラビア海に面したマンガロールに建設、ウシャ、ラウナク、キルロスカル-カルヤニ、ブワルカ、ベラーリ・スチール、Kudremukh Iron Ore Company(KIOCL)なども製鋼プラントの建設を計画している。 しかしKIOCLの前会長で製鋼業に精通したKKラオ氏は、カルナタカは輸送手段がネックで、製鋼、なかでも供給過剰の平鋼への投資は、好ましくない、と厳しい。このほか、インド南部の鋼材需要が全需要の20%にとどまっていることも不安材料と言う。(ET:11/10)