1995-04-18 ◆<星>マイナス金利は最後の手段:蔵相 【シンガポール】シンガポール金融管理局(MAS)はここ数カ月ホットマネーの流入を抑制するため、積極的に貨幣市場に介入してきたが、金融センターとしてのシンガポールの声望を損なう恐れのあるマイナス金利や外為規制は最後の手段としてのみ使用する方針だ。 リチャード・フー蔵相は先週BT紙のインタビューに応じ以上の考えを語った。Sドルは過去2年間に米ドルに対して15%強化したが、外為ディーラ筋は、MASが国産品輸出や国内経済に与えるSドル高の影響に神経を尖らせていると語る。しかしフー蔵相は、シンガポール当局が近く劇的な措置を採るとの見方を「まだそこまで考えていない」と打ち消した。同相によれば、円高に伴う打撃は、シンガポール以上に、日本が被っているはずで、シンガポールが行動する以前に、日本が何らかの措置を講ずるはずである。ホットマネーの対処策の一つは、域内市場への投資を奨励することだが、この種の措置は短期的効果は期待できないと言う。(BT:4/17)