1997-11-15 ◆<馬>KLIH、MEC売却見送り 【クアラルンプル】クアラルンプル・インダストリーズ・ホールディングズBhd(KLIH)の再編計画の前途が不透明なことから、証券アナリストは投資家に観望を進めている。 不動産ビジネスを中核とするKLIHは、その株価が一時の5.55Mドルから1.40Mドルに値下がりする中で、マハティール首相の発案に成る電気製品国産化計画の機関車マレーシア・エレクトリック・コープBhd(MEC)の60%の権益をラーマン・ハイドローリク・ティンBhd(RHT)に売却する計画、及びマラッカの3つのショッピング・コンプレックスを買収する計画を見送った。 一方、クダ州のピナン・トゥンガル・エステートをRHTから買収する計画に関しては、対価として支払われるKLIH株の評価額を1株2.50Mドルから1.50Mドルに 下方修正した。したがってKLIHは当初計画された新株2800万株ではなく、新株4667万株をRHTに支払うことになる。 MECの70%の権益を握るKLIHは、7月にその内の60%の権益を株式のスワップを通じてRHTに売却、後者の支配権益を逆買収するはずだった。 KLIHは当時またシンガポールのDovak International Pte Ltd(DIPL)の51%の権益と、バヌアツ拠点のS.K.ロギングCo Ltd(SKL)の20%の権益を買収する計画を発表していたが、今回同社は、DIPLの全権益を1億6800万Mドルで、また新たにSKLの50%の権益を8200万Mドルで買収すると発表した。KLIHは自社新株1120万株と5467万株をそれれ1株1.50Mドルで、売り手に対して発行、支払いに当てる。 Dovakはドイツにおける空港民営化計画に関与、1998年、99年、2000年に、それぞれ2400万Mドルの純益計上が保証されている。またSKLはバヌアツにおける14万1300haの森林伐採権(10年)を有し、木材下流部門事業も手がけている。(STAR,BT.LA:11/14)