1995-04-18 ◆<星>PC各社、学校市場に注目 【シンガポール】シンガポールのPC(パソコン)販売各社は、学校市場の開拓を積極化している。 今年初め競馬興行局はコンピュータ購入資金として4000万Sドルを政府に寄付、これを受けて教育省は各校に対する今年のコンピュータ購入補助を例年の倍の20万Sドルに引き上げた。教育省によると、今日全ての中学/高校が少なくともコンピュータ・ラボ1つを擁し、各ラボには平均40台のPCが備えられている。また70%の小学校が平均20台の生徒用のPCを保持している。教育省が支給したものだけで、中学高校363校(学生44万4000人)に1万1000台~1万5000台のPCが存在するはずで、32人に1台の普及率になると言う。しかしBT紙のインタビューを受けた多くの学校の校長が全ての学生の需要を満たすには足りず、独自の資金でPCを補充していると語った。こうした中でコンパック・アジアは国家コンピュータ局(NCB)とも提携し、学生/教師のためのコンピュータ支援教育システム“ワークベンチ”の開発に乗り出した。また米国の教育市場に強力な地歩を有するアップルは“クラス・ルーム・フォー・トゥモロー”と銘打った構想の下にプロット・タイプのコンピュータ・ラボを開発し、学校市場を開拓する計画だ。ウェンズ・タクラルの幹部も「教育省が各校にPCを供給して、口火を切ったことから、同市場の発展の潜在性は大きく、様々なことができる」と期待を表明した。コンパック社幹部は、急成長するホーム・マーケット市場の中核が学生であることから、学校レベルでブランド・イメージを定着させることは、セールスの拡大に積極的な意味を持つと指摘した。(BT:4/17)