1997-11-18 ◆<星>パッカードベル、ノートPC製造拠点物色 【シンガポール】パソコン(PC)メーカーのパッカードベル-NECは世界市場向けノートブックPCの製造拠点を物色している。 パッカードベル-NECはアジアにノートブックPCの製造拠点を設ける計画だが、デスクトップPC工場があるペナンは必ずしも最適地と考えていないようだ。同社のH.S.リム副社長兼MD(アジア太平洋地域担当)は、この点に関してノートブックPCは高付加価値を実現するために、より高い歩留まりと質の高い労働力が求められると指摘した。同氏は、2カ月以内に関係事業化調査が完了すると語ったが、シンガポールに製造拠点を設ける可能性や投資規模についてはコメントを控えた。同氏によると、組立作業にとどめるか、完全生産を行うかも未定と言う。同社は現在、米国カリフォルニア州でノートブックPCを製造している。 他方、パッカードベル-NECが2月に操業を開始したペナンのデスクトップPC工場は7月段階で月産4000台を達成、順調に軌道に乗りつつある。日産能力は今月末までに目下の300台から800台に拡大される。現在の主な出荷先はフィリピンと中国だが、将来は他のアジア太平洋諸国にも輸出される。家庭ユーザをターゲットに、他の主要メーカーより5%低めの価格をオファーしていくと言う。(BT:11/17)