1997-11-18 ◆<星>ディジタル、SAPシステム導入し事業再編 【シンガポール】米国のコンピューター会社ディジタル・イクウィップメント・コープ(DEC)はドイツのソフトウェアー会社SAPのR/3システムを世界的規模で導入、事業の再編を図っている。 DECのリチャード・フィッシュバーン副社長兼情報主任(CIO)がBT紙に語ったところによれば、同再編はDECの4カ年近代化計画の一環で、企業管理システムの骨幹としてSAPのR/3が選ばれた。この他、ピープルソフトとJDエドイワーズがR/3システムを補完する。ビジネス・プロセスの改善プログラムとしては同社始まって以来最大の投資になり、そのことはDECが世界最大のスケールでSAPシステムを採用することを意味する。既に欧州業務の再編がスタートしており、米国業務がこれに続く。アジア太平洋地域業務の再編も1998年末までに着手される。 製造事業に多額な投資が行われているシンガポールでは、製造業務と販売業務の一層の統合化が図られる。しかしチャンネル戦略に変更はなく、人員整理も行われない。最終的に収益、在庫管理、顧客の満足度、スタッフの労働効率が高められる。 DECの9月27日締め第1四半期の業績は1年前の6600万米ドルの損失から2500万米ドルの純益を回復、売上も29億1000万米ドルから29億6000万米ドルに1.7%増加したと言う。(BT:11/17)